出版社内容情報
吹奏楽部がねらわれている!? 「音楽室の怪人」のしわざなの!? 真相をつきとめるため、鈴は仲間とともに、予知夢の謎をとく!
鈴木鈴(すずき・りん)は、私立・星柳学園の中等部1年生。引っ込み思案でおとなしい鈴には、意外な能力がある。予知夢を見ることができるのだ。
ある日、鈴の予知夢に現れたのは、星柳学園内で、生徒同士がもめている様子。それが吹奏楽部内のできごとだとつきとめた鈴は、吹奏楽部を撮影テーマにすることにして、練習に参加するように。そんなとき、事件が起こり――。吹奏楽部をねらっているのは「音楽室の怪人」なの?
一方、鈴が予知夢を見る前に必ず踏切の警報機が聞こえるのはなぜ? その秘密が、ついに明らかに!!
【著者紹介】
東 多江子(ひがし たえこ)
福岡県北九州市生まれ。同志社大学文学部卒。フリーライターを経て、NHK大阪局主催・ラジオドラマ懸賞募集にて最優秀賞受賞、以後脚本家となる。脚本作に、「夜のコーラス」(ラジオドラマ、芸術祭作品賞)、「ラヂオ」(ラジオドラマ、芸術祭選奨)、「ええにょぼ」(朝の連続テレビ小説)、「中学生日記」「虹色定期便」(ともに教育テレビ)、映画「仔犬ダンの物語」「17歳旅立ちのふたり」など多数。青い鳥文庫では「へこまし隊」シリーズのほかに、ノンフィクション『タロとジロ―南極で生きぬいた犬―』がある。
内容説明
不穏な予知夢が、吹奏楽部のできごとだと気づいた鈴は、撮影を理由にして練習に立ち会うことに。吹奏楽部では楽譜が消えたり、怪文書がとどいたりと不気味なできごとが続く。吉田くんに、仲の良い女の子がいることを知った鈴。気になりながらも犯人をつきとめようとして―。一方、鈴が予知夢を見る前に踏切の警報機の音が聞こえるのは、なぜなのか。その秘密が、ついに明らかに!!小学上級から。
著者等紹介
東多江子[ヒガシタエコ]
福岡県生まれ。同志社大学卒業。フリーライターを経て、脚本家に
Tiv[TIV]
イラストレーター兼漫画家。小説のさし絵も手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。