内容説明
世界を襲う異常気象。フィクションなのか、ノンフィクションなのか?世界中のあちこちで同時多発的に事故死する科学者たち。極貧の中からスターの座を勝ち取る美女。美女を射留める醜悪な小男。渦巻く金欲と権力欲。シドニィ・シェルダンが久々に放つ現代の黙示録。巨悪に立ち向かう女性二人組の運命は?ニューヨークタイムズベストセラー作品。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Chikatama
1
世界中の気象を操ることができるある機械を巡る物語。 科学技術の進歩が人類の発展のためになるか、ひと握りの富・権力のために狂気となるか、あらためて恐ろしさを感じた。ずっとハラハラさせられる場面展開と、「少しずつ真実に近づいている」という確信がページを次々とめくらせるが、そこには「いつどんでん返しが起こるのか」というワクワクも。そして後書きすらも衝撃的。シドニィ・シェルダン恐るべし。2019/08/25
呼吸が清々しい太陽
1
天気を操る事が出来たら、、、という神の領域まで入った様なシチュエーションサスペンスだが、オリンピックの開会式の為に先に雨を降らせたり、近い所までは出来るようになってるんですね。技術の進歩は凄いですね2012/09/25
☆Rin★
1
やっと読み終わりました。設定が雑すぎてリアリティに欠けます。主人公、二人の女性は現実なら10回くらい死んでるんじゃないでしょうか?貸してくれた人には悪いけど、この作者の本は、自分から進んで読むことは今後ありませんね。2015/03/03
noko
1
いつもながら最後のめまぐるしい展開に、ページをめくる手が止まりません。それにしても、まさか・・・あの人が死んじゃうなんて!2010/02/27
あつぼう
1
案の定下巻も一気読みしてしまいました。超訳とシェルダンは最強タッグですね。下巻に突入してますますピンチの連続のケリーとダイアンやけど、奇跡というしかないような展開でピンチを切り抜けていきます。これは亡くなった旦那さん達が彼女たちを見守ってたのかも。散々酷い目にあってきた彼女たちやからこそ最後の反撃が凄く楽しかったです。天候を操るって1800年代には夢物語やったのが今ではある程度解析出来てるようなんですが、この小説のように悪用する人が現れる可能性もあるからやめてほしいですね。2009/12/07