内容説明
壮絶な戦争体験を経て、生かされてあるものの使命としての超高層技術革新、そして絶対的な近代科学技術信仰への懐疑。3・11以降を生きるすべての人に、池田武邦から、未来への伝言。
目次
池田武邦インタビュー―近代技術文明を問う(敗戦前夜;広島の原爆を体験 ほか)
作品写真(池田武邦自邸;新宿三井ビル ほか)
論考(台風に想う 一九六五;建築と時間 一九七七 ほか)
解説(池田武邦という希望)
著者等紹介
池田武邦[イケダタケクニ]
1924(大正13)年1月14日、静岡県に生まれ、神奈川県藤沢市で育つ。本籍は高知県。1943年海軍兵学校卒業。海軍士官としてマリアナ沖海戦、レイテ沖海戦、沖縄海上特攻作戦に参加、乗艦「矢矧」は撃沈されるが、漂流後、救助され、生還。1949年東京帝国大学第一工学部建築学科卒業。同年山下寿郎設計事務所(現・山下設計)入社、日本初の超高層ビル「霞ヶ関ビル」の設計に携わる。1967年日本設計事務所(現・日本設計)設立に参画(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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