内容説明
「官に頼らず自分たちで建築家資格をつくろうじゃないか」ニューヨークで触れた建築家の実務。海外調査で知った建築家職能の実態。日本社会に必要とされる建築家の条件とは。
目次
椎名政夫インタビュー―強く、しなやかな建築家像(芦屋と建築の記憶;洗足の田園都市に育って;戦時下の府立六中時代 ほか)
作品写真(淡島ホテル;洗足の家;立正大学学園大崎キャンパス再開発 ほか)
論考(「JIA職能」と私;建築家資格制度を求めて―十年のながれ;クライアントから学ぶ ほか)
椎名政夫の手法(座談会)
著者等紹介
椎名政夫[シイナマサオ]
1928年1月22日大阪に生まれ、洗足(東京都品川区)で育つ。1952年早稲田大学理工学部建築学科卒業。1952‐57年村田政真建築設計事務所に勤務。1957‐58年渡米、クランブルック美術大学建築都市計画専攻大学院修了。1958‐61年スキッドモア・オーイングス・メリル建築設計事務所(ニューヨーク)勤務。1961‐62年コンクリン・ロサント建築設計事務所(ニューヨーク)勤務。1963年1月帰国し、東京都品川区にて椎名政夫建築設計事務所設立、一級建築士事務所登録(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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