内容説明
北の大地にモダニズムの花、開かせた建築家がいた。敬虔な祈りと人間愛に支えられた建築家の世界を旅する本。
目次
北のモダニズム
上遠野徹インタビュー―北の住まい私の原点(建築家への夢と希望を持つ;福井高等工業学校の恩師;日本国際航空工業平塚製作所時代―一九四三~一九四五年 ほか)
論考(北海道に近代住宅の花を開かせた建築家上遠野徹;北海道に理想の住宅を求めて;北海道にこだわり、春を待つ住まい)
資料(年譜―上遠野徹の軌跡と北海道近代建築史;文献―上遠野徹書籍掲載リスト)
著者等紹介
上遠野徹[カトノテツ]
1924年2月27日北海道函館生まれ。福井工業高等学校卒業、竹中工務店を経て、1971年札幌にて上遠野建築事務所を設立。2003年にDOCOMOMO100選に選ばれた「自邸」など多数の住宅のほかに「酪農学園大学」「稚内北星学園大学」をはじめとする文教施設の設計を多く手がける。1978年~1979年、1987年~1989年日本建築家協会北海道支部長。2009年11月9日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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