看護学名著シリーズ
看護と人権―職業倫理の再考

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  • サイズ A5判/ページ数 285p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784860348779
  • NDC分類 492.9
  • Cコード C3047

内容説明

本書は、人権と人権法を中心に構成され、看護職が人権といかに深く関連しているか、その仕事を人権という観点から考察するプロセスを、多くの文献を駆使して精巧に提示している。看護師及び看護団体の長年にわたる倫理的実践の関係は伝統的に、権利よりも美徳と職務もしくは義務に重点が置かれてきたとし、1998年人権法の実施により、職業倫理と権利の役割は再考を迫られていると指摘している。

目次

第1章 人権と看護
第2章 権利と生殖
第3章 人権と治療への同意
第4章 人権と精神衛生ケア
第5章 プライバシー権と医療情報
第6章 権利と医療資源の配分
第7章 研究と権利
第8章 権利と終末期(生命の終期)

著者等紹介

マクヘイル,ジャン[マクヘイル,ジャン][McHale,Jean]
英国レスター大学法学部法律学教授。法学士、哲学修士

ギャラガー,アン[ギャラガー,アン][Gallagher,Ann]
英国放送大学保健‐社会福祉学部精神衛生学講師。看護師、精神衛生看護師、文学修士

井部俊子[イベトシコ]
聖路加看護大学学長・教授。聖路加看護大学卒業、聖路加看護大学大学院博士課程修了。聖路加国際病院看護師、日本赤十字看護大学講師、聖路加国際病院副院長・看護部長を経て現職。日本看護協会副会長、日本循環器看護学会理事長

竹花富子[タケハナトミコ]
翻訳家。慶應義塾大学医学部付属厚生女子学院卒業。法政大学第二文学部教育学科卒業。1981~1984年英国留学。慶應義塾大学医学部付属厚生女子学院教員、同大学病院看護主任などを経て現在は翻訳に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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