理学療法のクリティカルパス〈下巻〉下肢―症例から学ぶグローバルスタンダード

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  • サイズ B5判/ページ数 480p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784860348403
  • NDC分類 492.5
  • Cコード C3047

内容説明

本書は、教育者そして特に臨床現場の指導者に対して、診療原則を明らかにするための情報を提供する新しい形態の理学療法用テキストである。この新テキストでは、対象領域を脊椎と下肢にまで広げ、質問とそれに関する多くの情報を臨床家、学生、指導者等に提供しているので、いわば学習におけるソクラテス法に準拠しているといえよう。

目次

足(前足部の強い過度な伸展により母指に疼痛と腫脹を有し、ランニングが困難となる症例;母指球から小指球に足指へ放散する小石を踏んだような疼痛を生じる症例 ほか)
足関節(ジャンプ後の過度の強制された足内反による、有痛性不安定性の距腿関節を有する症例;座ると軽減する、過度の歩行後に足部と足底部に放射する足関節内側部の灼熱痛と感覚異常を有する症例 ほか)
踵(活発に歩いた後に足関節の後面に痛みがあり、つま先で立ったとき、右の下肢後面筋の筋張と、距骨下関節中間位で踵骨の偏位がみられた症例;踵のやや上でポンという音に続いて、激しい急激な痛み、歩行障害、そして左腓腹部にわずかな膨隆がみられる症例)
膝関節と脛骨(走行中の足部過度回内に起因する下腿外側・内側部痛を有する症例;バスケットボール後、膝関節前部痛を訴える高身長である思春期男性の症例 ほか)
股関節・大腿・膝関節(傾斜面の下り走行中、大転子に痛みを伴う弾発音を有する症例;進行性の疼痛と朝のこわばりが下肢関節にあり、悪天候により機能低下が著明となる症例 ほか)

著者等紹介

赤坂清和[アカサカキヨカズ]
平成2年3月金沢大学医療技術短期大学部卒業。平成2年4月整形外科米澤病院。平成5年12月米国カンザス州Wichita State University卒業。平成6年1月辰口芳珠記念病院。平成7年5月菅野愛生会緑が丘病院。平成8年4月東北医療福祉専門学校。平成9年4月古川市立病院。平成12年3月東北大学大学院医学系研究科博士課程障害科学専攻修了。平成12年4月埼玉医科大学総合医療センター。平成13年7月埼玉医科大学総合医療センターリハビリテーション部主任。平成14年4月東京都立保健科学大学非常勤講師兼任。平成15年4月埼玉医科大学短期大学理学療法学科講師。平成16年4月埼玉医科大学短期大学理学療法学科助教授。東北大学博士(障害科学)。日本理学療法士協会専門理学療法士(基礎系、骨・関節系)、理学療法科学学会評議員、日本リハビリテーション医学会、日本臨床神経生理学会、日本義肢装具学会、日本脊髄障害医学会、日本体力医学会などの正会員

藤縄理[フジナワオサム]
昭和51年3月武蔵工業大学工学部機械工学科卒業。昭和55年3月国立犀潟療養所附属リハビリテーション学院理学療法学科卒業。昭和55年4月国立小千谷療養所勤務。昭和56年3月国立犀潟療養所配置換え。昭和59年8月米国ペンシルバニア州、ピッツバーグ大学大学院修士課程入学(スポーツ理学療法、整形理学療法専攻)。昭和61年8月同課程修了。昭和61年11月国立療養所犀潟病院附属リハビリテーション学院理学療法学科教官。平成11年4月埼玉県立大学保健医療福祉学部理学療法学科助教授。平成17年4月埼玉県立大学保健医療福祉学部理学療法学科教授。ピッツバーグ大学修士(Master of Science in Physical Therapy)。日本骨代謝学会骨粗鬆症QOL委員会委員、日本徒手的理学療法研究会代表幹事、日本理学療法士協会、日本骨代謝学会、日本骨粗鬆症学会、日本体力医学会、日本公衆衛生学会、理学療法科学学会、日本運動療法研究会などの正会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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