出版社内容情報
《内容》 1995年発行「服薬指導のためのカウンセリングテクニック」の内容を一新。服薬指導充実のために不可欠な、患者さんとのコミュニケーション育成に役立つ入門書。
目次
1 服薬カウンセリングとは(まずは、2つの対応をくらべてみましょう。;服薬カウンセリングのすすめ)
2 服薬カウンセリング10のチェックポイント(Introduction―患者さんが気持ち良く服薬指導が受けられるような導入を試みましたか?;Comfort―患者さんが安心して自分の健康問題と向き合えるような雰囲気づくりができていましたか?;Question―質問を使い分けて、患者さんから必要な情報収集を行いましたか?;Blocking‐free―自分のブロッキングに気付き、意図してそれをはずすことができましたか?;Empathy―患者さんに共感的な対応をしていましたか? ほか)
3 チェックリストで見直す2つの対応
4 “服薬ガイダンス”vs.“服薬カウンセリング”
著者等紹介
宗像恒次[ムナカタツネツグ]
1973年東京大学大学院修了、保健学博士。社会学修士。現在、筑波大学大学院人間総合科学研究科ヒューマン・ケア科学ヘルスカウンセリング学分野教授。ヘルスカウンセリング学会会長。国際社会学会執行理事(Exective Member,International Sociological Association)。日本保健医療行動科学会会長。千葉県スクールカウンセラースーパーバイザー。経歴、世界保健機関(WHO)薬物依存部顧問。Culture,Medicine and Psychiatry,Consulting Editor。厚生労働省HIV感染者カウンセリング検討会委員。国立精神・神経センター精神保健研究所社会文化研究室長。米国カリフォルニア大学神経精神医学研究所客員研究員。米国ハーバード大学医学部客員研究員。専門分野、精神保健学、予防医学、ヘルスカウンセリング学。受賞、日本アルコール・薬物医学会優秀論文賞
後藤恵子[ゴトウケイコ]
共立薬科大学卒業。薬剤師。中外製薬学術部、医家向け医薬品のコピーライター、CI(Corporate Identity)の専門会社PAOSでプランナー、などを経て、1993年4月「人、その人らしく」をテーマにウエル・ケア研究所を設立。生活者本位の保健・医療・福祉への貢献を目指す。現在、株式会社ウェル・ケア研究所所長。共立薬科大学・大学院非常勤講師。明治薬科大学大学院非常勤講師。ヘルスカウンセリング学会認定ヘルスカウンセラー。ファーマシューティカルコミュニケーション研究会。(P‐Co研)常任理事。日本医薬品情報学会編集委員。聖マリアンナ医科大学難治研センター研究員
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