内容説明
この寄生虫だらけの世界。知られざる、その戦いの歴史。
目次
第1章 アレルギーとはなにか(免疫システムの過剰反応;アレルゲン感作のしくみ ほか)
第2章 ダニ研究に入るまで(学生・院生時代;フィラリア病研究 ほか)
第3章 ダニvs人間の攻防戦(ダニとはどんな生き物か;アレルゲンとしてのヒョウヒダニ ほか)
第4章 その他の医動物によって起こる病気(日本住血吸虫病;ツツガムシ病 ほか)
第5章 海外でのマラリア対策の調査・研究活動(スマトラでの活動―一九七八~一九八九年;ソロモン諸島での活動―一九八〇~二〇〇七年)
第6章 国際保健医療学の課題(熱帯医学の進歩;後発日本のめざましい活躍 ほか)
著者等紹介
石井明[イシイアキラ]
1937年、高知県生まれ。1964年、東京大学医学部を卒業。ロンドン大学医学部大学院修士課程修了の後、東京大学助教授、宮崎医科大学教授、岡山大学教授、国立予防衛生研究所部長などをへて、自治医科大学教授に就任。現在、実践女子大学教授、(財)目黒寄生虫館の理事などをつとめる。日本寄生虫学会、日本熱帯医学会、日本衛生動物学会、日本国際保健医療学会、米国熱帯医学会、連合王国熱帯医学会など多数で活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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