内容説明
本書では、人間の根源的な感情である「孤独感」と「寂しさ」にフォーカスを当て、その感情から逃げるのではなく、真正面から向き合い、そして、上手に付き合っていけるような方法を具体的に紹介していきます。
目次
第1章 孤独で不安なあなたへ(2020年、世界が変わった;深まる孤独 ほか)
第2章 孤独感、寂しさとの向き合い方(孤独感、寂しさと「自分とのつながり」;投影の法則 ほか)
第3章 孤独から生まれる問題、孤独を生む問題(寂しさを抑圧しようとすると…;孤独が生み出す依存症の問題 ほか)
第4章 孤独から踏み出す一歩(自分の感情を見つめ続ける;「心の日記」をつけよう ほか)
第5章 自己充足感を得る(自己充足とは?;「自分自身に与える」という意識 ほか)
著者等紹介
根本裕幸[ネモトヒロユキ]
心理カウンセラー。1972年静岡県生まれ。1997年より神戸メンタルサービス代表・平準司氏に師事。2000年より、プロのカウンセラーとして活動。2015年、フリーのカウンセラー/講師/作家として活動を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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本詠み人
30
ふと感じる孤独って、一人ぼっちだからなわけではなく、家族や友人と一緒にいる時でも感じてしまうもの「自分とのつながり〈=自分の心(感情)と意識(思考)が一致していること〉が切れたときに人は寂しさを感じ、孤独になる」だから、寂しさから抜けようと人やモノにつながりを求めても寂しさは消えない。孤独や寂しさの癒し方は、年々うまくなっている気がします…歳をとるのも悪くないかもね🤗2021/09/17
晴久
5
非常に読みやすく、弱っていても読めると思った。私はすでに手遅れの領域にいて、孤独の常態化だろうなと。つらい。孤独と向き合い、ひたすら孤独を味わうのはやってみようと思う。日記は書いているので、良かった出来事も一緒に書いてみよう。孤独を癒すためとはいえ、お金を使うことを勧められても、節約好き&ミニマリスト憧れとしては実践が難しい部分もあった。2023/12/18
まゆみ
4
人は自分とのつながりが切れた時に、孤独を感じます。だから自分自身に寄り添うことが大事です。しかし、孤独は誰かとつながりたいと思うための大事な感情です。なくなりはしないから上手に付き合うことが必要です。様々な依存につながる恐れがあるからです。孤独を癒すのはつながり、つながりを作るのは愛です。自分を大事な友達のように扱う、自分が自分の一番の味方になる。そのためにできること…心の日記帳をつけるなどの具体策が書かれています。何をするか?よりどういう気持ちでするのか?の方が大事とあり、印象深かったです。2021/10/31
Go Extreme
4
孤独で不安なあなたへ: 深まる孤独 喪失感がもたらす孤独 老いがもたらす寂しさ 孤独感=寂しさとの向き合い方: 自分とのつながり 投影の法則 世界はあなた自身が創っている 寂しさのルーツ 寂しさはなくならない。上手に付き合う 孤独から生まれる問題、孤独を生む問題 孤独から踏み出す一歩: 自分の感情を見つめ続ける 寂しさを癒すエクササイズ 自己充足感を得る: 自己肯定感を上げる方法 自分軸を確立する方法 自己充足の方法 自己超越をさらに強くするアクション 2021/07/15
aya
3
自分を大事にしてあげられる、って本当に大切。2022/06/11