内容説明
日本の政治ついに崩壊、迫りくる財政破綻、経済の大衰落。“政権交代ごっこ”二十年の愚行は、夢と希望を若者から奪い、国の未来と針路を失い、今や大洋を漂流する幽霊船となった。祖国は明治日本の、あの燦然たる輝きを取り戻せるか?本書は、そのための唯一の羅針盤である。
目次
序 沈みゆく太陽―ローマ帝国滅亡の教訓
第1部 民主党の解剖カルテ―日本崩壊への政治アジェンダなのか?(北朝鮮型「子供の国家管理」―民主党「子ども手当」の、本当は怖ろしい正体;“欲望人の衆愚政治”となった、日本の民主政治;夫婦別姓、ラブ&ボディ、フェミニズム―「日本人絶滅」への三大スーパー高速道路;ナチ型の一党独裁体制が、民主党の狙い―魔語「官僚主導政治の打破」で隠す定意;東アジア共同体、地方分権、外国人参政権―「日本国の廃滅」に至る、国家解体の三大政策;“大企業つぶし”が、民主党の秘めた真意―「CO2二五%大削減」に潜む、“日本版レーニン革命”)
第2部 溶解して消えるのか?迷走する自民党―政権奪還の道が、ただひとつだけある(“英国の大宰相”マーガレット・サッチャーに学ぶ―「福祉国家」路線の断罪、“自立&勤勉”の復権、社会主義思想の絶滅;“堕落と転落”の自民党二十年史;「国家永続法」(仮称)の制定―「出生率低下/家族解体/伝統と慣習の破壊/勤勉の倫理の否定/赤字財政の増大/“法の支配”の破壊」をもたらすいかなる法律も、既にあるものを含め、立法を禁止される)
附記 たった一人の(日本人)保守主義者として
著者等紹介
中川八洋[ナカガワヤツヒロ]
昭和20年生まれ、福岡県出身。東京大学工学部航空学科宇宙工学コース卒、米国スタンフォード大学政治学科大学院修了。昭和55年筑波大学助教授、昭和62年筑波大学教授に就任、平成20年3月定年退官。現在、筑波大学名誉教授。専門は、国際政治学および政治哲学・憲法思想・現代思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
naokovski
ひらり庵