民主党大不況(カタストロフィ)―ハイパー・インフレと大増税の到来

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  • サイズ B6判/ページ数 366p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784860293291
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0031

内容説明

日本の政治ついに崩壊、迫りくる財政破綻、経済の大衰落。“政権交代ごっこ”二十年の愚行は、夢と希望を若者から奪い、国の未来と針路を失い、今や大洋を漂流する幽霊船となった。祖国は明治日本の、あの燦然たる輝きを取り戻せるか?本書は、そのための唯一の羅針盤である。

目次

序 沈みゆく太陽―ローマ帝国滅亡の教訓
第1部 民主党の解剖カルテ―日本崩壊への政治アジェンダなのか?(北朝鮮型「子供の国家管理」―民主党「子ども手当」の、本当は怖ろしい正体;“欲望人の衆愚政治”となった、日本の民主政治;夫婦別姓、ラブ&ボディ、フェミニズム―「日本人絶滅」への三大スーパー高速道路;ナチ型の一党独裁体制が、民主党の狙い―魔語「官僚主導政治の打破」で隠す定意;東アジア共同体、地方分権、外国人参政権―「日本国の廃滅」に至る、国家解体の三大政策;“大企業つぶし”が、民主党の秘めた真意―「CO2二五%大削減」に潜む、“日本版レーニン革命”)
第2部 溶解して消えるのか?迷走する自民党―政権奪還の道が、ただひとつだけある(“英国の大宰相”マーガレット・サッチャーに学ぶ―「福祉国家」路線の断罪、“自立&勤勉”の復権、社会主義思想の絶滅;“堕落と転落”の自民党二十年史;「国家永続法」(仮称)の制定―「出生率低下/家族解体/伝統と慣習の破壊/勤勉の倫理の否定/赤字財政の増大/“法の支配”の破壊」をもたらすいかなる法律も、既にあるものを含め、立法を禁止される)
附記 たった一人の(日本人)保守主義者として

著者等紹介

中川八洋[ナカガワヤツヒロ]
昭和20年生まれ、福岡県出身。東京大学工学部航空学科宇宙工学コース卒、米国スタンフォード大学政治学科大学院修了。昭和55年筑波大学助教授、昭和62年筑波大学教授に就任、平成20年3月定年退官。現在、筑波大学名誉教授。専門は、国際政治学および政治哲学・憲法思想・現代思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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naokovski

1
私を思想教育しようとしてる右翼活動家(?)の先輩に渡され読むことに。なかなか激しい内容。この国が著者の言うほどにコミュニストに汚染されているとは思わないけれど、大学に入ってから自分がかなり一面的なイデオロギーによる教育しか受けていないって多少は気づいたし、日本人はイデオロギーに鈍感過ぎるとも思う。イデオロギーなき保守は保守足り得ないのかもしれないけれど、「文化」を理論化できない保守にアクチュアリティはないと思う。筆者の提示する「文化」はいまいち曖昧でよくわからない。他の著作に言及があるのかもしれないけれど2010/08/27

ひらり庵

0
民主党政権は第2共産党政権の誕生であった、など舌鋒鋭く、溜飲が下がる。しかし、仲正氏の著書に、保守主義者は「何を保守せよ」と言っているのか具体像がなく、昔は良かったという精神論にとどまる,との批判があった。それを念頭に本書を読むと、中川氏の豪剣も空を切っているように見える。最後に「たった一人の保守主義者として」とあればなおさらである。最後の見取り図では、中川氏のみ死者(偉人たち)に囲まれ、何やら異様である。このままでは、中川氏は明智光秀の役割にとどまり、その意志の具体化は桜井誠氏が担うことになるだろう。2016/08/17

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