内容説明
仕事は楽勝、配達先で女ともヤレて…のはずが、試験を受けて代用の郵便配達人になってみるとむちゃくちゃキツい。正職員の連中はひどい雨の日や配達量が多い日には欠勤しちまうし、上司は意地悪だ。それでも働き、飲んだくれ、女性と過ごす、そんな無頼生活を赤裸々に描いた自伝的長篇。
著者等紹介
ブコウスキー,チャールズ[ブコウスキー,チャールズ] [Bukowski,Charles]
1920‐1994。ドイツ生まれのアメリカの作家。高校卒業後に就職したり進学したりするも長続きせず、22歳で放浪生活をはじめ、雑誌に大量に短篇を書き送る。第二次世界大戦にともなう徴兵検査で心身ともに不適格となると、ロサンゼルスに落ち着き、郵便局に勤めるかたわら、詩集を出版したりアングラ新聞にコラムを連載したりする。1971年にブラック・スパロウ・プレスから『郵便局』を刊行しプロ作家デビュー。以降、精力的に詩や小説を発表し続けた
都甲幸治[トコウコウジ]
1969年福岡県生まれ。東京大学大学院修了。アメリカ文学研究者、翻訳家、早稲田大学文学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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