内容説明
ウディ・アレンのすべて―インタビューは、36年間の折々に行なわれた。映画のアイデアから脚本、監督業、キャスティング、撮影、音楽、そして映画人生などのすべてについて語った。後世に残る必備書、待望の翻訳。
目次
第1章 アイデア
第2章 脚本
第3章 キャスティング、俳優、そして演技について
第4章 撮影
第5章 監督業
第6章 編集
第7章 背景音楽
第8章 映画人生
著者等紹介
ラックス,エリック[ラックス,エリック][Lax,Eric]
著書に、世界的なベストセラーになったウディ・アレンの伝記On Being Funny:Woody Allen and Comedy、とLife and Death on10Westがある。両書はともに『ニューヨーク・タイムズ』紙に注目作として取り上げられた。『ニューヨーク・タイムズ』『ロサンゼルス・タイムズ』『エスクワイア』『ジ・アトランティック』『ヴァニティ・フェア』にしばしば寄稿し、国際ペンクラブでは理事を務める
井上一馬[イノウエカズマ]
翻訳家、小説家、エッセイスト。1956年東京生まれ。東京外国語大学卒業。比較文学論を学んだ後、ウディ・アレン、ボブ・グリーンなどの翻訳、アメリカ文化の紹介、英語論、エッセイ、小説など多彩な執筆活動を展開する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MG
2
ウディアレンの映画はコメディとシリアスドラマの両極に分かれていますが、その理由がよく分かりました。コメディでなければヒットしない=観客に受けないが、コメディでは描けないものをシリアスドラマでは描けるが、シリアスなので観客に受けない=ヒットしないからと。2014/05/25
リプリー
2
デビュー作から「ウディ・アレンの夢と犯罪」までの間に行われた長い長いインタビュー本。構成としてただ年代順に並べるのではなく、アイデア、脚本、撮影、俳優、映画人生などテーマ別なのが面白い。規則正しい執筆時間などハイペースで作品を撮り続けている彼の影の努力も伺える。最後の映画人生の賞では、映画でも繰り返されている彼独自の人生観も語られていて拾い読みしても面白い。いつまでも本棚に置いときたいアレンファン必読書だ。2011/10/10
紫陽花
1
ウディアレンは恵比寿ガーデンシネマで観るのが楽しみだったんだ。今は横浜のジャック&ベティ。ちょっと気分が出ない。でも観れるだけありがたいか。2013/05/28
koji
1
「マッチポイント」を見てウディアレンに惚れ、「ミッドナイトインパリ」で打ちのめされました。70歳で「(マッチポイントが大衆に支持されて)自信にはなった」という謙虚さも好きです。まさに「自分の作品が人に気に入られなくても、自分のやり方を貫いた」長い映画人生ですね。ウディアレンから目が離せません。2013/02/02
c3po2014
0
★★★ 品川区立品川図書館2016/01/30