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内容説明
武者小路実篤の画賛を中心に、単行本未収録作品を精選。
目次
武者小路実篤略年譜
晩年近くにかいた書画
霊峰冨士に魅せられて
画にぴったり寄り添った画讃
武者小路実篤の仕事場
手習い帖『詩稿畫稿』
武者小路実篤の絵画
武者小路実篤の書
著者等紹介
小池邦夫[コイケクニオ]
絵手紙作家。昭和16年、愛媛県松山市の生まれ。東京学藝大学書道科に学ぶ。『季刊銀花』の綴じ込み企画で、一年に六万枚の絵手紙を描き話題を呼ぶ。同60年、「絵手紙友の会」発足、絵手紙運動を推進する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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フィリップ・まろ
3
最近、図書館の新刊コーナーで良書に巡り会えることが多くて、自分は何てラッキーなんだ、とニヤニヤしている。武者小路実篤の画文集。こいつは物凄い吸引力でもって僕の心を捉えた。南瓜やジャガイモ、茄子が寄り添っている画にこんな一文が添えられている。「和して同ぜず」。のっけのページに現れたこの「和而不同」の野菜たちの共演に僕はなんだか嬉しくなってしまった。白磁の壺に無造作に投げ込まれた二輪の侘びすけの花にはこうある。「共に咲く喜び」。間もなく介護福祉士になる僕にまさにぴったりの言葉じゃないか。ありがとう、武者さん。2012/02/16