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生の科学、死の哲学―養老孟司対談集

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  • サイズ B6判/ページ数 315p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784860290894
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

人間の身体と意識を徹底解剖。

目次

夢枕獏―生物と自然の不思議な話
佐原真―解剖学と考古学
中村方子―ミミズのいる豊かさ
東海林さだお―生物の感覚という自然
妹尾河童―記憶、生命、連綿と続いてゆくもの
舟越桂―身体をめぐる具象と抽象
甲野善紀―古武術が語る身体の可能性
吉村作治―集めて、調べて、考えるおもしろさを発掘する
安部譲二―生体と死体、どちらが怖い?
安野光雅―生と死への処方箋
船曳建夫―自己意識を舞台に上げる
香山リカ―スピリチュアルとマテリアル
佐藤雅彦―ひらめきは快感とともにやってくる
いとうせいこう―鏡の錯覚、公私の錯覚
池田清彦―二十一世紀の代謝と循環
池田晶子―身体を使って考え続けよ
夏目房之介―マンガの文法を“脳”で読み解く
関川夏央―憂国の時代
橋口譲二―生きる哲学との出会い

著者等紹介

養老孟司[ヨウロウタケシ]
1937年神奈川県鎌倉市生まれ。東京大学医学部卒業後、インターンを経て解剖学教室に入り、東京大学大学院医学系研究科基礎医学専攻博士課程修了。標本作りなど、研究のかたわら、文学的領域でも活動の場を広げてきた。1995年に東京大学医学部教授を退官、1996年より北里大学教授。東京大学名誉教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さちめりー

3
第一線で活躍する多岐にわたる方々と養老先生とのフリースタイルなお話がきける対談集。どんな話題にも博識な養老先生に惚れ惚れする。今では「興味がない」と政治にはとんと言及しない養老さんだが、この1997年~2004年の対談ではまだ政治にもの申す様子が所々で目立つ。自分の教え子だった林郁夫がサリンの実行犯になってしまうとは、先生の心の痛みは計り知れない。池田晶子さんの発言はぎすぎすツンケンしていて読むのが苦痛だった。どんな人とでも養老先生の変わらないスタンスは読んでいて安心する。2021/01/30

鬼山とんぼ

3
病院薬局向け月刊誌の連載対談録。前半は論点がモヤっとしていて芯に当たらないような対談が多かったが、次第に私の方も対談に自分の頭を同調させられるようになり、どれもこれもなかなか勉強になった。養老さんは解剖学関連についてはトリビア的知識が豊富で、分野や時代を超えて解剖学的な見地から断面を切り取って観察することが出来る特技を持っている。本人は他の分野については門外漢のような顔をしているが、幅広い分野について慧眼といってよい観察眼を発揮する、対談者にとって油断ならない人物。博覧ぶりには脱帽である。2020/08/24

Kohei Sugishita

2
池田晶子との対談がもっと読みたい

コモヒ

0
本当はこの本じゃないねんけど・・・登録されてなかったから・・・(ごめんなさい)。好きになるのに理由は無くて、自分ではどうしようもないエネルギ-で、ただそこに対象があったからって言葉に溜飲下がりまくり・・・!前々からそうじゃないかと思ってたんだよな・・・。あと、種によってオスメスが曖昧で、人間だけが性に偏見があるって言葉も良かったな!女やから教育受けられへんとか自転車乗ったらアカンとかお前らマジで言うてんのか!と思うわな。2013/10/09

仮ッ子

0
生きること死ぬことにターゲットを絞った対談かと思ったが…そうでもなく。色々と興味深いお話はありました。2012/04/27

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