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出版社内容情報
前進座は歌舞伎に反旗を翻して1931年創立の日本で一番歴史のある劇団。時代劇・現代劇・青少年劇など全国で人気を博している。戦後のGHQ干渉や劇団分裂危機などの経緯もふまえ、創立の前年に生まれた著者が波乱と感動の80年を描く。
内容説明
歌舞伎・時代劇・現代劇・児童青少年演劇などレパートリーを誇る日本で一番古い劇団・前進座。俳優の身分制度改革をきっかけに生まれて80年を超えた。劇団誕生の前年に生まれて劇団とともに歩んだ梅之助(劇団代表)がつづる、波乱と感動の劇団史。
目次
第1部 前進座と私(生まれながらの前進座っ子;戦時下の前進座;戦争が終わった;翫右衛門と「赤平事件」;第二の創立期;劇団経営の大改革)
第2部 八〇年代以降(「前進座劇場」完成;通し上演で示した座の力量;二十一世紀への展開;八十周年を機に「新しい出発」)
著者等紹介
中村梅之助[ナカムラウメノスケ]
成駒屋。1930年、東京生まれ。前進座代表。生まれた翌年に父・中村翫右衛門たちが前進座を創立し、45年に入座。芸域は歌舞伎、歴史劇、現代劇、翻訳劇にわたる。『四千両小判梅葉』で富蔵、『新皿屋舗月雨暈』の魚屋宗五郎役で第14回松尾芸能賞演劇最優秀賞、『一本刀土俵入』で第48回文化庁芸術祭賞(演劇部門)、長年にわたり前進座を率いての演劇活動により第7回朝日舞台芸術賞特別賞など、受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。