白い虚像

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 381p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784860290405
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0095

内容説明

絶え間ない権力闘争、大学病院の系列化、はたまた研究重視に偏りすぎた教授選考基準。結果的に患者との接点ともいうべき臨床医学は軽視されつつある。天下り先の病院長の肩書きを得るためなら、悪魔に魂を売り渡してでもという教授もいる。そんな医科大学内部で展開される人間ドラマ。命を預かるヒポクラテスたちに巣食う心の闇。

著者等紹介

石川恭三[イシカワキョウゾウ]
1936年東京生まれ。医学博士。慶応義塾大学医学部大学院修了。アメリカのジョージタウン大学留学を経て、杏林大学医学部内科学教授。現在、同大学名誉教授。臨床循環器病学の権威で、長年の研究・臨床活動に基づいた専門知識は、専門の心臓に限らず幅広くかつ深い。またその温厚な人柄から患者の信頼も厚い
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆみねこ

17
お、この本、まだ誰も読んでなかったのか~!関東医科大の助教授保坂洋平とライバル窪田の教授の地位争いを軸に、臨床医と研究医の大学内での評価や教授の力の絶大さなど、医局内のドロドロが描かれていた。医は仁術なんていう言葉は死語になったのだと実感してしまう。2012/06/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2124601
  • ご注意事項

最近チェックした商品