内容説明
ミュージシャンに愛された猫たちの物語。
目次
フミ(POLYSICS)―かまちはなんでも知っている
河野丈洋(GOING UNDER GROUND)―眺めのいい部屋の箱入り娘
福岡晃子(チャットモンチー)―子供ができたらこんな感じ?
黒沢秀樹―You’ve got friends and cats
エマニュエル小湊―キノコホテルの従業猫
杉真理―迷子や捨て子の駆け込み寺
うつみようこ―女3人の共同生活
浅田信一―人生のパートナー
菜花知美(detroit7)―ロックンロール・キャッツ
牧野元(ザ・カスタネッツ)―僕の同居猫だったマルさんについて
ワタナベイビー―僕のグリ&クロ
遠藤賢司―猫が住めなくなったら人間もおしまい
著者等紹介
佐々木美夏[ササキミカ]
神奈川県平塚市出身。明治大学文学部文学科英米文学専攻卒。在学中から音楽ライター業に片足を突っ込み、そのまま現在に至る
三浦麻旅子[ミウラマリコ]
東京都出身。東京デザイナー学院卒業。1980年代後半、新宿LOFT等のライブハウスに通い写真を撮り始める。音楽専科社の専属フォトグラファーを経てフリーになり、仲井戸“CHABO”麗市、麗蘭、松たか子、味方團(能楽師)等、音楽を中心にライブを撮影(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ぶんこ
49
角田さんのブログで毎日トトちゃんには会っていたのですが、この方が(うちの人)だったのですね。猫を愛しているのが伝わってきて、ブログに(うちの人)と書いてあるとお顔が浮かべて嬉しいです。感動したのは杉さんの猫愛。「血統書なんて僕にとってはなんの意味もないからね。」そうそう、猫はどんな猫も可愛い。知ってる人はいなかったのですが、細野晴臣さんが遠藤さんの猫を預かってくれた経緯を読んで細野さん、遠藤さんお二人の優しさにうたれました。ロックのミュージシャンは怖そうに見えるのですが、皆優しい素敵な方々でした。2015/12/03
Chibi
36
『ミュージシャンと猫2』が、とても良かったので、順序が逆になりましたが、こちらも読みました。天国に旅立った猫の話が多かったのもあり、終始、涙しながら読んでました。猫の写真を見てるだけでも、泣けてきて。一緒に時を刻み、育んできたパートナー。猫、飼い主、それぞれの想いなどを感じながら見ていると涙が出てきてしまう。自分のしたい様に生きている猫を見ていて、殆どのミュージシャンが感化されている。猫は、ミュージシャンのあるべき姿だと。2014/08/02
ナハチガル
13
個人的にはやはり、タレントみたいなきれいなネコより、ふつうにその辺にいるネコの方がいいですね。日々ふつうに生活して、ネコ仲間や飼い主と触れ合っているような。いい写真がたくさんあって、しぐさや表情が個性的で楽しめました。あと、ネコの話には出生と死が付き物というのも興味深いです。人間よりも寿命が短いから、ということだけが理由ではないような。よく知ってるミュージシャンはワタナベイベーくらいでした。久しぶりに『サガラミドリさん』を聴きました。A。2017/07/16
amdd
10
わー、この表紙は反則!ザラザラの舌でやわらかい肉球をぺろりんとしているのは、うっとりとした表情のまんまるな猫ちゃん。ミュージシャンの愛猫たち、みんな可愛くって、「あたしって愛されてるでしょ?当然よね、ウフフ」という顔をしてらっしゃいます(笑)いいなー、猫飼いたい!2012/06/12
pugyu
5
猫はミュージシャンにとって、家族であったりインスピレーションの源であったり。どの猫も意味を持った視線を投げかけている。とくに表紙のはなちゃんがペロリとしてる写真がかわいい。2011/09/22