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ハンバーガーの歴史―世界中でなぜここまで愛されたのか?

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  • サイズ B6判/ページ数 172p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784860204174
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0077

内容説明

1890年代、アメリカの街角に登場した、手づかみでかぶりつく食べ物=ハンバーガーのカルチャー史。避けては通れないハンバーガーを取りまく問題も、栄養、経済、政治など、さまざまな視点からアプローチ。

目次

はじめに 小さな屋台が世界を変えていた
1章 粗末な食べもの?ハンバーガーの起源とは?
2章 ハンバーガーチェーンの元祖をたどる旅
3章 マクドナルドという革命
4章 さまざまなハンバーガーチェーン
5章 ハンバーガーを食べるという体験
6章 世界のハンバーガー事情
7章 ハンバーガーの未来

著者等紹介

スミス,アンドルー・F.[スミス,アンドルーF.][Smith,Andrew F.]
ニューヨークのザ・ニュー・スクール大学で食物史の講義を担当

小巻靖子[コマキヤスコ]
大阪外国語大学(現大阪大学)英語学科卒業後、都市銀行調査部で翻訳に携わる。退職後、米コネティカットでの生活を経て、翻訳者に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kouro-hou

28
「食の図書館」シリーズは原書房が日本版を出しているが、実は2冊他社が出している。ハンバーガーは発祥不明だが英国ビーフサンドの派生形らしく、当時は医療の事情でビーフのままでは食べられない胃や歯の弱い人向けに挽肉や肉汁を支えるバンズに変わった模様。本の内容は米国事情が8割で、ファストフード初期を二人三脚で支えたミルクシェイク、戦時の食糧事情の切り抜けたフライドポテトについても語られる。マクドナルドに感銘を受けて有名バーガーチェーンが創業する中、本家マックはすでに創業者と経営者が血を血で洗っていて流石であるw2019/03/05

ジョニーウォーカー

13
ほぼ「マクドナルドの歴史」と言っていいくらい、当チェーンがいかにこれまで世界の飲食業に多大な影響を及ぼしてきたかがわかる一冊。しかし、その中でも注目したいのが、日本発のバーガーチェーンの思わぬ健闘ぶりだ。モスバーガーを筆頭に、ロッテリア、フレッシュネスバーガー、そしてドムドムバーガー(笑)など、他の国々では見られない独自の発展を遂げているところが面白い。アメリカへの強い憧れと、日本流の解釈と。ラーメンやカレーライスのように、いつかハンバーガーも“和食”と呼ばれる日が来るかもしれない。2011/04/28

sawa

7
★★★★☆ ハンバーガーの歴史がレポート風にまとめられた本。あまり著者の考察みたいなのが見られなかった。マクドナルド登場以降は、ほぼマクドナルドの歴史。アメリカのアイコンとして考えると、この世界進出っぷりは恐ろしい気がする。解説でもあるように、味の改良について、パティにばっかり言及されていて、バンズについてほとんどされていないのに、アメリカの肉食文化、味覚の貧困さを感じた。(図)2011/07/27

ようはん

6
タイトル通りハンバーガーが発明されるまでの過程からハンバーガーチェーンの誕生にマクドナルドの登場とその革命、そして世界に広がるハンバーガーチェーンとハンバーガーの歴史をテーマにしている。ハンバーガー文化の発展はマクドナルドの存在は大きいとはいえ他のハンバーガーチェーンとの切磋琢磨もかなり大きかったと感じる。著者はアメリカ人であるがそれを踏まえた日本人である松原好秀氏の巻末解説も中々興味深い内容であった。2019/08/17

tama

5
図書館本 何気なく借りた本だけど「当り!」。いっぱい調べて書いてるところがいい。かつてのイギリス人は牛肉汁をしぼって温めて「ビーフティー」として飲むとかビーフサンドは「牛の生肉を薄切りにしてパンに挟む(勿論焼かない)」とか、マクドはもともと10代の客を嫌ってた、1920年代に初めてアメリカ以外でハンバーグレストランができたのは「おフランスのパリ」!とか。マジに面白い。2013/08/06

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