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ジョニ・ミッチェルという生き方―ありのままの私を愛して

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  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784860203870
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0073

内容説明

ジョニ・ミッチェルへのインタヴューをもとにつづった唯一の本。ブルーの季節を乗り越えるために。

目次

大地と大空を見つめて
ミッチェルの逃避願望
詩人になれたかも
ブルーになっていく
パーソナル・ソングライティングを超えて
ありのままの自分を愛して
ジョニが好きなもの・大好きなもの

著者等紹介

マーサー,ミッシェル[マーサー,ミッシェル][Mercer,Michelle]
ジャーナリストとしてニューヨーク・タイムズやヴィレッジ・ヴォイスなどで記事を執筆する一方、ラジオ・プロデューサーとしても活躍中。コロラドとブラジルに在住

中谷ななみ[ナカタニナナミ]
2002年より、音楽系の翻訳・通訳を開始。多数の音楽雑誌やメディアで、インタヴュー通訳をはじめとし、歌詞対訳、翻訳等で活躍中。神奈川県逗子市在住。養神館合気道初段(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

jahmatsu

21
自分的には70年中期ジャズ時代がたまんなく好きなのだが、その時代の話は薄めで残念。著者のどうでもいいクセのある話もスルー。ある程度は知っているつもりだったが、男性遍歴ネタには、リスペクトしかございませんでしたジョニ姉貴! それにしてもダサいタイトルだ。2018/06/25

ゆれる

4
ジョニ自身より著者の自意識(自分自身の女性観というか)がいささか勝ちすぎる気もする。内容は短めのインタビューを交えた軽めのバイオグラフィーで、そんなものかなと軽く読めた。彼女については音楽以外はほとんど知らなかったけれど、生い立ちの仔細を知ったから聴き方が変わるわけでももはやない。彼女に見初められてしまった男性音楽家たちにはすこし同情を覚えるけれど、自然の摂理とはそういうものなのだ。2012/08/16

fritzng4

1
特異なアーティストであるジョニ・ミッチェルの本は珍しいので手にとったのだが、ジョニ・ミッチェルとは直接関係のないアウグスティヌスの話や自身の青春時代の話など、著者のでしゃばり加減が鼻について些か閉口した。レナード・コーエン、グレアム・ナッシュ、ジェイムズ・テイラー他浮き名を流した数多くの男性とのエピソードは興味深いが、ジョニ本人とも親交があるのに結局世間的な代表作『ブルー』と『逃避行』に終始するのはいかがなものかと。2014/05/22

qoop

1
アーティストとしてのジョニの在り方を明らかにするため、ジョニの来し方と、そのソングライティングの距離感を探った労作。私的経験に仮託して唄われるジョニの詩は、個人を越えて普遍的テーマへと昇華する。彼女の唄う痛みはひとり彼女のものではないし、唄われる対象も、特定の誰かではない。それが非情に高いレベルで結実している点が、ジョニの魅力なんだと良く判る。2010/06/19

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