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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめありす@灯れ松明の火
49
何故か不意に石を見たくなって。なんでなのでしょう。宝石が好きな訳ではなく、地学に詳しい訳でもないのですが、このちょっと中途半端故に親しみやすく美しいものたちを、時々無性に手元に置きたくなるのです。糖衣がけしたゼリーみたいで触れていたくなる。どうやらそう言う愛好の仕方を赦す本らしく、学術的な詳しさはないです。my標本箱が可愛い。手作りのラベルや紙製の収納ケースを作りたくなります。鉱物カフェに行ってみたいなー。あれこれ想像しながらひんやかと甘くまろやかな飲み物を飲むのはとても楽しそう。お供には勿論賢治を連れて2015/04/24
skellig@topsy-turvy
20
鉱石やら結晶やらに興味を覚え始めた時におススメ。飾り方の紹介、イシの魅力、イシを楽しむ博物館の紹介など身近に楽しむためのあれこれが載ってます。とにかく出掛けて、自分のお気に入りを探しに行こうという気にさせてくれる1冊。飾り方なんかはこれを参考に工夫したいところ。2016/08/21
Romi@いつも心に太陽を!
19
宮沢賢治の鉱石世界に恋し、国立科学博物館で時が経つのも忘れるほど浸ったあの空間。歪さの中に超越した美を内包した鉱物たちは、一つとして同じではなく強烈な個性を発しています。写真や専門用語、専門店や博物館、鉱石を収める手作り小函と幅広い内容に大満足です。結晶育成キットが欲しい!2010/12/13
♡kana*
17
うわー、素敵!(*゚v゚*)♡♡ 収集癖が発動しそう(笑) 新宿の紀伊国屋書店。 鉱物切手!2016/05/28
かりさ
17
もう幾度となく眺め、その度に鉱物たちに心惹かれ鷲掴みにされる本。鉱石好きにとってうふふ、むふふな本。鉱物が高嶺の花ばかりでなく、暮らしの中に雑貨のように何気なくそこに置く提案もされていて鉱物が身近に感じられます。鉱物に出逢える場所や扱い方、戯れ方などもあって美味しいアソビがぎゅっと詰まっているお菓子箱のような本です。そして鉱石への思いを芽生えさせてくれた宮沢賢治や稲垣足穂の世界にまた触れたくなります。小さな石を愛でることは石好きにとってはこの上ない癒しであり心和むことなのです。2011/10/26