内容説明
核を含む化学災害はもはや対岸の火事ではない。しかし本邦では、それらへの医療対応を扱った成書は皆無だった。本書では、その予防、準備から、除染や治療のプロセス、現場と病院での対応、災害後の復旧、報告書作成までを、詳細かつ端的に解説。翻訳書でありながら、日本においてすぐに実践・応用できる知識・情報を満載している。救急医療に携わる医師、コメディカルのみならず、国・地方行政とともに消防、警察、自衛隊などの関係者必携・必読。
目次
第1部 予防(サーベイランス;災害予防に果たす病院の役割)
第2部 準備(病院での対応の準備;危険のプロファイリング ほか)
第3部 対応(円滑な対応;現場における被災者の管理 ほか)
第4部 復旧(災害の後;重大災害におけるストレスデブリーフィング ほか)
付録(情報源;解毒剤と支持療法 ほか)
著者等紹介
島崎修次[シマザキシュウジ]
杏林大学医学部救急医学教授。日本救急医学会理事長
吉岡敏治[ヨシオカトシハル]
大阪府立病院救急診療科部長。日本中毒学会理事長。(財)日本中毒情報センター常務理事
村田厚夫[ムラタアツオ]
杏林大学医学部救急医学助教授
奥村徹[オクムラテツ]
川崎医科大学救急医学講師
山口芳裕[ヤマグチヨシヒロ]
杏林大学医学部救急医学講師
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