内容説明
死後四十年経った今日もなお光輝を放つ、コルトレーンが成し遂げた偉業の本質とは何だったのだろうか?なぜ多くのミュージシャンやリスナーがこれほど強く彼に惹きつけられるのか?何がコルトレーンの進展を促したのか?現在ジョン・コルトレーンはどんな姿で捉えられているのか、もしかしたら、彼の業績を称えるわたしたちは間違っているのではないか?これがジャズの本質だ。パブリッシャーズウィークリー最優秀ノンフィクション賞受賞、国際批評家協会(NBCC)賞最終候補作。
目次
第1部 コルトレーン音楽の変遷(ウィリー・メイズって誰だい?;これといった成果はなく…;プレスティッジ;理論マニア ほか)
第2部 コルトレーンが与えた影響(そのスタイル;スピリチュアル;おまえは死ななければならない;暗い日々 ほか)
著者等紹介
ラトリフ,ベン[ラトリフ,ベン][Ratliff,Ben]
1996年からニューヨーク・タイムズ紙に寄稿しているジャズ評論家。マンハッタンに、妻と2人の息子とともに住んでいる
川嶋文丸[カワシマフミマル]
1947年札幌生まれ。東京外国語大学英米語学科卒。レコード会社BMGに勤務し、ジャズの制作など主に洋楽の仕事に携わったのち、レコード・レーベル「カプリネット」を設立、同時にCDの企画、執筆・翻訳活動に従事する。訳書に『クリフォード・ブラウン 天才トランペッターの生涯』(ニック・カタラーノ著、音楽之友社2003年=ミュージック・ペンクラブ賞最優秀出版物賞受賞)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Ichiro Toda
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