P-vine books
ジョン・コルトレーン―私は聖者になりたい

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 369,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784860202835
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0073

内容説明

死後四十年経った今日もなお光輝を放つ、コルトレーンが成し遂げた偉業の本質とは何だったのだろうか?なぜ多くのミュージシャンやリスナーがこれほど強く彼に惹きつけられるのか?何がコルトレーンの進展を促したのか?現在ジョン・コルトレーンはどんな姿で捉えられているのか、もしかしたら、彼の業績を称えるわたしたちは間違っているのではないか?これがジャズの本質だ。パブリッシャーズウィークリー最優秀ノンフィクション賞受賞、国際批評家協会(NBCC)賞最終候補作。

目次

第1部 コルトレーン音楽の変遷(ウィリー・メイズって誰だい?;これといった成果はなく…;プレスティッジ;理論マニア ほか)
第2部 コルトレーンが与えた影響(そのスタイル;スピリチュアル;おまえは死ななければならない;暗い日々 ほか)

著者等紹介

ラトリフ,ベン[ラトリフ,ベン][Ratliff,Ben]
1996年からニューヨーク・タイムズ紙に寄稿しているジャズ評論家。マンハッタンに、妻と2人の息子とともに住んでいる

川嶋文丸[カワシマフミマル]
1947年札幌生まれ。東京外国語大学英米語学科卒。レコード会社BMGに勤務し、ジャズの制作など主に洋楽の仕事に携わったのち、レコード・レーベル「カプリネット」を設立、同時にCDの企画、執筆・翻訳活動に従事する。訳書に『クリフォード・ブラウン 天才トランペッターの生涯』(ニック・カタラーノ著、音楽之友社2003年=ミュージック・ペンクラブ賞最優秀出版物賞受賞)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ichiro Toda

1
ジョン・コルトレーンについて音楽面からのアプローチを試みている一冊。一部は伝記からなるが、あくまでの彼の音楽面をフィーチャーしながら、一生について語られている。特筆すべきなのは二部で、ジョン・コルトレーンが他のミュージシャンなどに与えた影響面と、実際に影響された作品などがピックアップさてている。当時のディスクレビューなども多くあり、とても興味深い仕上がりになっている。何冊かこの手の本を読んだが、矛盾しているような発言の箇所だったりいくつか気になる点があり楽しめた。より音楽を鑑賞するときの手助けとなる良書。2015/03/10

monochrome

0
来日のときのインタビュー「10年後はなにをしていますか?」という質問に対しての答え「私は聖者になりたい」僕もそうです。10年では足りないかもしれないけれど。2009/08/14

uchiboha

0
途中までだったけど読んだ2020/08/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/265312
  • ご注意事項

最近チェックした商品