内容説明
ニューヨークへようこそ!旅する絵本作家サセックが、世界の都市を描いた人気絵本シリーズ。いろんな人や車が行き交うタイムズ・スクエアから、セントラルパークに暮らす大きなしっぽのリス、休みなく走りつづける消防車、野球ファンでにぎわうヤンキース・スタジアムまで…!ニューヨークタイムズ誌選定最優秀絵本賞受賞(1960年)、アメリカ青少年クラブ児童文学最優秀賞受賞。
著者等紹介
サセック,ミロスラフ[サセック,ミロスラフ][Sasek,Miroslav]
1916年11月18日、チェコスロヴァキア、プラハ生まれ。絵本作家、イラストレーター。遊びごころあふれる視点で世界の都市を描いた「ジス・イズ」シリーズで有名。『ジス・イズ・ニューヨーク』(初版1960年)は、ニューヨーク・タイムズ誌選定最優秀絵本賞と、アメリカ青少年クラブ児童文学最優秀賞を受賞。1980年享年63歳
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
seacalf
27
プラハ生まれの絵本作家の『ジス・イズ』シリーズは初めて読んだけれど、とても有名みたい。まずはニューヨークから。アメリカ映画を観て育った世代なので、未だ未踏のニューヨークは憧れの場所。ページをめくるたびに目を丸くするような大都市の紹介が次々と現れて楽しい。1960年代当時が描かれているのだけど、ザ・ニューヨークとも言える自由の女神やタイムズスクエア、ブルックリン橋などが紹介されていて、それほど古さを感じさせない。やけに長いアメ車が格好良くてたまらないなあ。旅に行きたくなる衝動が湧いてくる感覚が味わえた。2019/05/25
しゅわ
26
【図書館】大人にも読んで欲しい絵本リストからのチョイス。プラハ生まれの絵本作家が独特な視点で世界の都市を描いた「This is…」シリーズの1冊。50年以上前に描かれた本ですが、古臭さを感じないところがスゴいです。ページ中からオシャレなニューヨークが溢れ出る感じで、賑やかな街の音が聞こえてきそうです。世界で最も大きな女性は自由の女神…ってところが笑っちゃいますね。たしかにっ!!2014/06/09
Maiラピ
22
世界で最も大きな女性・・・それは自由の女神!2011/11/20
みさどん
17
ニューヨークのかっこよさがたくさん出てきます。私は、イエローキャブがボコボコだった頃に行きました。ブロッコリが生で出てきたし、チーズの独特な匂いがいっぱいだったことに驚き。危ない道がたくさんあったけれど、今ではすっかりきれいな都市なんですもん。また行きたいと思いつつずいぶん経っちゃった。メトロポリタンミュージアムには感動したもんです。これを読むと行きたくなる子どもが増えそう。2016/09/15
はるみん
14
24ドル相当のやかんなどと引き換えにニューヨーク島を原住民から購入したオランダ人に超破格物件だったんだ、ヘェ〜を。ニューヨークがエネルギーに満ち溢れたエキサイティングな街と分かります。世界一なものが沢山あった。 かの名台詞ニューヨークに行きたいか〜?ではないが、この本を見るとニューヨークに行きたくなるかも?!2012/10/26