目次
第1章 社会福祉学を構築する言語―ダーバールとロゴスに基づく社会福祉学(社会福祉学の意味;先行研究における思想的言語と文学的言語の分析 ほか)
第2章 社会福祉学における正当化と根源にある知(公理)―反自然主義(内在的なもの)の立場から(学知の基礎づけ;内在的なものの探究―現象学 ほか)
第3章 社会福祉学における真理―現象学に基づく真理の探究を通して(現象学;現象学によって見出される真理 ほか)
第4章 社会福祉学の対象となる研究領域―超越論的、生活者、観察者という3つの視点から(世界と社会の存立構造;社会福祉学における根源的視点 ほか)
第5章 社会福祉学の方法―社会福祉の全体像を解明する方法の仮説(先行研究の継承と課題;仮説の提示 ほか)
著者等紹介
中村剛[ナカムラタケシ]
1963年埼玉県に生まれる。2013年大阪大学大学院文学研究科文化形態論(臨床哲学)専攻博士後期課程修了、博士(学術)。19年間、社会福祉施設(知的障害者入所更生施設、知的障害者通所授産施設、養護老人ホーム)に支援員、相談員として勤務。現在、関西福祉大学社会福祉学部教授。『福祉哲学の継承と再生―社会福祉の経験をいま問い直す』ミネルヴァ書房、2014年。2015年度日本社会福祉学会学会賞(学術賞:著書部門)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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