宮部みゆきの江戸レシピ

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  • サイズ A5判/ページ数 95p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784835616216
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

内容説明

宮部みゆきの傑作時代小説の料理世界を、江戸の雰囲気そのままに再現。

目次

あかんべえの世界 白と黒の料理
第1章 料理屋の料理
第2章 居酒屋・飯屋の料理
第3章 屋台・総菜屋の料理
第4章 江戸庶民の食卓
対談・宮部みゆき×福田浩「みゆき物語」を食しながら

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶち

84
調理した魚や野菜を売る担ぎ売りの商売が江戸時代に始まりました。これが日本の外食産業のルーツなんでしょうね。担ぎ屋が屋台に発展し、蕎麦や天麩羅、寿司などを提供するようになり、それが店舗を構えて、惣菜屋、飯屋、料理屋になっていきます。昨今のイートインコナーまで備えたデパ地下の賑わいは、こんな江戸の外食の風景が脈々と続いてきたものなんですね。この本は宮部みゆきの時代小説に登場する料理を、江戸料理研究家の福田浩さんの手によって再現したもの。綺麗な写真と福田氏の説明で、食感や味まで口の中で想像が膨らみます。2018/11/13

さつき

42
読友さんのレビューから。宮部さんの時代物は好きでよく読んでいました。物語に登場するお料理の数々が再現されていて、面白いです。江戸時代になると現代に通じる食べ物が多く、どの写真を見ても、とても美味しそう。以前読んだ作品を読み返したくもなりました。2017/01/29

BlueBerry

42
こういう本は手元に置いて図書館で借りた本と照らし合わせながら読みたいですね。2013/11/15

AICHAN

33
図書館本。宮部みゆきの作品に登場する江戸時代の料理を一流料理人が再現した本。文字だけの本だと思っていたが半分は料理の写真。おいしそうな料理ばかりだったが、どうせなら宮部さんの手作りでやってほしかった。それはともかく、宮部さんの時代小説には料理がふんだんに出ていることを知り、今度読んでみたいと思った。2017/02/28

ドナルド@灯れ松明の火

19
宮部さんの時代推理小説のシーンに出てきた料理や惣菜、甘味を再現させてみた写真集。「あかんべえ」から白と黒の料理。椎茸に穴子を詰めて揚げた黒傘椎茸はうまそう。「ぼんくら」「日暮し」「初ものがたり」「幻色江戸ごよみ」「本所深川ふしぎ草子」から選ばれた品々。「居酒屋・飯屋」の章では豆腐田楽や納豆汁がいい。「屋台・総菜屋」の章では茄子の煮浸し、小芋の素揚げの味噌あんかけ。涎が出てくる。蕪汁、蜆汁や味噌がゆは是非作ってみたい。これらの作品をまた読み返したくなった。2011/12/06

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