内容説明
置屋のさまざま、こまごまを知りつくした著者が綴る置屋の世界。俳句誌「日矢」連載されたものを加筆訂正。
目次
置屋のスタート
芸妓の借用書
幼なすぎる半玉
大地主の旦那
二号生活の落し穴
若旦那と芸妓の恋
一流芸妓、無縁仏へ
芸妓たちの策戦
妻の座守る元芸妓
「私は売れない芸者」
寒稽古の三味の音
おひきずりに稲穂
“芸妓になりたい”
士族出の半玉
ブルドック闖入
代筆ラブレター
お人好しの働き者
学生さんとの初恋
置屋の廃業
新しい置屋
銀白米に鋤焼
旦那を捨てる二号
旅館「曙」の倒産
花街を支えた人々
一場の夢物語か
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