目次
序章 東洋のマンチェスター群をめぐる論点と本書の課題
第1章 アジアの綿業とランカシャーの衰退
第2章 英領期末のインド綿業―1920年代のボンベイ綿業の停滞と地方綿業の成長
第3章 世界恐慌下のボンベイと地方綿紡織業
第4章 ボンベイ綿業のジョバーについて―英領期インドの綿業労働を中心として
第5章 アーメダバード綿業小史―労使関係とインド綿業の一発展形態
第6章 南インド綿業の史的展開―南部型綿業の生成と展開
第7章 独立後の南インド綿業(戦時統制期:1950年代)
第8章 中国綿業の発展と綿業労働―綿業の広域的な発展と在華紡の包身制について
終章 発展の連続性と断絶
著者等紹介
沢田貴之[サワダタカユキ]
1958年愛知県生まれ。1982年東洋大学経済学部経済学科卒業。1986年名城大学大学院商学研究科修士課程修了。1987‐89年名古屋大学大学院経済学研究科(研究生)。1992年愛知大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学。1992年名城大学商学部専任講師。現在、名城大学経営学部専任講師、博士(経済学)
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