出版社内容情報
こんなにおもしろすぎていいのか芥川賞!
読書の達人が鬼解釈力で挑む!!
書評家・杉江松恋と、日本文学・アニメを愛する〈職業はドイツ人〉ことマライ・メントラインによる文芸対談。
「WEB本の雑誌」の好評連載を書籍化。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
練りようかん
19
2020年から2025年の10回が対象。精通している分野や純粋な好みなど、違う2人だから指摘が別角度で入ってきて面白い。イチオシと受賞予想の作品は別モノで、自分のそれと答え合わせが楽しいのと、回ごとの評価軸が明確になり勉強になる。10回もあれば選考委員だって飽きと新鮮に近い流れがあるのだと分析から気づけたのも収穫。また「選評を読んで徹底対談」がユーモアあるストレートさで良い。170回の総括だが、情報過多環境で“自分を語る言葉がない、或いは奪われた人がこの社会にいること”をどう書くかが芥川賞の根幹に思えた。2026/01/24
hayabusanotsuji
3
芥川賞受賞予想についての対談集。発表の場をWEB本の雑誌に移してからのものはほぼ読んでいるので、個人的には再読に近い。自身を文壇の外の存在として位置付け、その自分に、要するに一般社会にどこまで作品がコミットしうるかという観点から挑発するマライさんに対し、自身は芥川賞については門外漢としながらもプロの書評家としての読みを披露する杉江さん。このように立場が違う2人の対談であればこそ議論はスイングし、芥川賞というものに対する興味を深めてくれる。個人的にはいつまでも続けてもらいたい対談だと思っている。2025/11/02
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