本の雑誌 〈498号(2024年12月号)〉 特集:あの頃、君は読んでいた。

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  • サイズ A5判/ページ数 152p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784860115609
  • NDC分類 020.5
  • Cコード C0395

出版社内容情報

特集:あの頃、君は読んでいた。

昭和がブームらしい。音楽もゲームもファッションもレトロな昭和感が席巻しているらしいのだ。では本は? というわけで本の雑誌12月号の特集は「あの頃、君は読んでいた。」。七〇年代、八〇年代を代表する作家が続々登場する紅白懐ノベ合戦!座談会から、ナウでヤングなあの頃の若者読書、片岡義男とW村上のぼくのために書かれた小説にパソコン雑誌二景、Z世代の昭和流行本体験記に学生運動と小説、そして嘘か真かのレジが火を噴く驚愕のアンケートまで、本と雑誌と昭和な時代を検証する特集なのだあ!

そしてもうひとつが9月に67歳で亡くなった茶木則雄氏の追悼特集。大森望「人間味と熱血の人」、宇田川拓也「師匠のこと」ほか、6人の仕事仲間、知人による追悼の言葉、そして目黒考二の『帰りたくない!』文庫解説再録と『帰りたくない!』所収の「帝王のゴミ出し」を掲載しました。「ろくでなしだが人でなしではない」茶木則雄氏を哀悼する緊急特集です。

新刊めったくたガイドは、柿沼瑛子が『町の悪魔を捕まえろ』の真相に背筋をぞわぞわさせれば、石川美南はハリネズミが道路を渡る? 中国東北部発の奇妙な成長譚をオススメ。大森望が藤井太洋『マン・カインド』をあっという間に一気読みすれば、酒井貞道は辻堂ゆめ『ダブルマザー』は素晴らしいバディものである!と断言。松井ゆかりが高瀬隼子『新しい恋愛』の切れ味に唸れば、東えりかはニューロマイノリティによる新たな読み解き方でムーミン世界に共感。そして本の雑誌チームは西村亨の孤独な魂の叫びで私小説ロスをぶっ飛ばす! さあ、『孤独への道は愛で敷き詰められている』で三つのロスを埋めてくれぃ!

今月の図書カード三万円使い放題!には『ともぐい』の直木賞作家・河﨑秋子が登場。丸善日本橋店を狩場に自腹上等でもりもり買った本は薬の事典からサブカル本まで21冊! 沃野に放たれた小説家が買った本は34ページだ。そして今月から須賀典夫・井上荒野夫妻の新連載「メオト暦」がスタート。八ヶ岳で暮す古本屋と作家の夫婦による田舎暮し上下二段エッセイ。今日はもう仕事はしない、がうらやましい! さらに今月は黒い昼食会が「賞金よりお菓子だ!?」と書店の本音を激白すれば、読み物作家ガイドで高頭佐和子が藤野千夜の「あなたがそのままでいられる」10冊を紹介。堀井憲一郎が星新一は中学時代にどれくらい読まれていたかを検証すれば、岡崎武志は20年ぶりに『本屋さんになる!』を再読! さあ、あなたの中学時代は何年前? あの頃、なにを読んでいたかを思い出しながら本の雑誌12月号で、懐かしの時代へタイムスリップしよう!

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kokada_jnet

60
特集『あの頃、君は読んでいた。』は、1970年代、1980年代の国内小説を回顧。私はリアルタイムで読んではいないが、でも懐かしい。「追悼・茶木則雄」も、しみじみと読みました。茶木さんが大活躍していた時代は、同時に「本の雑誌の黄金時代」でもあったわけで…、いろいろと感慨があります。書店「深夜プラス1」は、一回だけ行ったと思います。「このミス大賞の受賞作のタイトル名をめぐって、宝島社と大喧嘩して、選考委員をやめた」。その宝島社の石倉笑氏も寄稿しているが、別冊宝島の「ミステリーの友」も石倉さんの仕事だったのか。2025/01/25

ナミのママ

54
特集は「あの頃、君は読んでいた。」うーん、これはあまりにもマニアック。ジャストこの年代の人なら懐かしいのだろうけど…。作家名、作品名だけしか知らない作品が多くて読み飛ばし。「あの頃本は売れていたアンケート!」はビックリ。そんなに売れていた時代があったとは。「図書カード三万円」コーナーの川﨑秋子さんが大胆で楽しかった。が、全体に今号は魅力を感じず、残念。2024/11/15

ゆきりんご

18
特集は『あの頃、君は読んでいた。』昭和時代の作品がたくさん紹介されているけれど、既読なのは数冊で、知らない作家もおり、ほとんど読んだものがなかった。今でも読まれている作家もいるけれど、なかなか手に入らない作品もあるとか。仁木悦子さんの小説、読んでみたい。「嘘か誠か⁈あの頃本は売れていたアンケート!」が面白い。今では信じられないけれど、こんな頃もあったんだ。すごい時代だったんだなぁ。2024/12/22

阿部義彦

18
大晦日の12月にちなみ、70年から80年に活躍した作家による紅白番付は実に良い企画だと。私的には白組に筒井康隆、紅組に山田詠美が入ってたので大満足です。ただ、赤組の素九鬼子さんの名前は、お恥ずかしい事に初めて目にしました。大好きな筑摩からですか、「旅の重さ」は家族確か姉と母が昔に話題にしてた様な記憶がぼんやりと。広瀬正とは渋い選択ですね。栗本薫も同様。私からはミステリー枠からは、小峰元とは、マニアック過ぎないかなあ?森村誠一とか、西村寿行の方が良くないか?とは私の弁。穂村弘さんの栞と紙魚子の話良かった2024/11/21

tetsubun1000mg

15
今月号の特集は昭和ブームに合わせて「あの頃君は読んでいた」。 1970年、80年代に話題だった本の特集だが、私には芥川賞を受賞した庄司薫氏の「赤頭巾ちゃん気をつけて」。 御茶ノ水の書店で本人がサイン会をしていて思わず買って庄司氏の顔を見たのが一番の思い出。 次は当時パイオニアカーコンポのCMで流れていた片岡義男氏の「ロンサムカーボーイ」などのハードボイルド作品。 また、本の雑誌でもよく登場していた茶木則雄氏の追悼特集。 この方は名前しか知らなかったのだが、波乱万丈の人生だったらしく思い出話が尽きない。2024/11/14

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