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ミスランディア本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
吉田あや
59
現在、過去、未来のハードボイルド小説を探すという嬉しい特集号!大好きな杉江松恋さんお薦めは大好きなチャンドラー!一作で一気に惹き込まれたので早く続きを読まねば。ハードボイルド小説が大好きだけれど全く詳しくないので、今回の特集を参考に読んだことのない作品にも出会っていきたい。沢野ひとしさん「竹下夢二と同時代の作家」では改めて夢二への興味がわいた。回転草のように自由で計画性のない旅は、夢二の芸術を体現しているようで覚悟と情熱に満ちている。林芙美子さんの奔放な恋路のパリも素敵。(⇒)2021/12/16
ナミのママ
25
『ハードボイルド』の特集が気になって久しぶりに購入。なんかよくわからないジャンルなんだけど…。正直なところ、ハードボイルドの歴史や古典?にはあまり興味がわかなかった。何冊か読んだ本が取り上げられていて「これがそうなのか?」という感じ。何冊か気になる作品があったので手にしてみたい。特集以外も面白かった。個性的で好きな雑誌なのだけど近隣の書店には置いてなくて、中を見てから買えないのが残念。2021/10/24
阿部義彦
24
新連載、断捨離血風録「本に埋もれた家」には大期待です。SF、ミステリーに詳しく名アンソロジストでもある魔窟の主、日下三蔵さん満を持しての登場です。黒い昼食会で知りましたが、中公文庫での私の敬愛する筒井康隆の「残像に口紅を」が大ヒットですって!道理で本屋で平積みになってたけど私には縁のないTik ナンタラから火がついたとか?「旅のラゴス」にしても「パプリカ」にしても時間を遥超えてヒットするなんて時をかける作家ですか!オールドファンとしても嬉しいぜ!2021/11/07
akira
22
毎月恒例。 今回のテーマは「ハードボイルド」。あんまり読んだことはなかったが興味が湧いた。 ふと目にとまるタイトル。『剣豪将軍義輝』。10年ほど前の職場で偉い人がかなりの本読みさんでいろいろ情報交換をしていたのを思い出す。その中のひとつがこのタイトル。すっかり忘れていたけど、記憶とともにその日々がよみがえる。そしてまた確信した事実。本を教えてくれる人は、すべからく恩人だなと。 「もし『明日に立ち上がる力を欲しい時に読む作家は誰か?』と問われれば、僕は迷わず宮本昌孝を挙げます」2021/10/19
スノーマン
16
積んである本の雑誌を読む、8月号から11月号まで来た〜。時間差があるため、この号では山本文緒も西村賢太も生きている世界で、そこは切ない。。西村さん、新品のガスレンジはいいですね〜って書いてある。特集はハードボイルド。ハードボイルドの主人公って家庭円満から遠いイメージもあるんだけど、最近読んだドラマにもなった『婚活探偵』は、そのギャップを面白さに転がしてて気に入った。(向井理も意外とハマってた)2022/03/31
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