目次
1 祈りの情景
2 食と暮らしの風景
3 百花繚乱の民族衣裳
4 道具とモノ作りの伝承
5 風土と家の佇まい
6 私と同じ黒い目の人
チベットに魅せられて30年…
著者等紹介
渡辺一枝[ワタナベイチエ]
1945年1月、ハルピンで生まれ翌年秋に母と共に日本に引き揚げる。1987年3月までの18年間、東京近郊の保育園、障害児施設で保育士を務め、退職の翌日に初めてのチベット行に出かけて、その後に作家活動に入る。初チベット行以来、チベットと西北ネパール・北インド・モンゴルなどチベット文化圏へ通い続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ののまる
10
チベットは中国共産党によるジェノサイドなど辛い話が多いけれど、こうした日常をみるとホッとする。→そしてまた伝統文化や民族を消そうとしている少数民族政策に改めて腹がたつ。2019/11/17
ワタナベ読書愛
0
1987年から30年あまり、チベットを訪れ続けた筆者が撮りためた膨大な写真。感じたままを綴る素朴な文章が淡々と事実を語る。 祈り、食、民族衣装、生活の道具、家、人。それぞれのテーマ別の視点で旅するチベットは、生きる厳しさと幸せに満ちている。与えられた環境で生き抜く人間の生命力と、大切に手作りされた暮らしが記録されている。 今はどんどん破壊される伝統文化の、貴重な記録。2019/10/18
ゆみりん
0
【図書館本】フルカラー大判の贅沢な1冊。タイトルのツァンパ、力がつくとあっては、食べてみなければとネット検索。焼かない事に驚き!穀類は火を通さないと消化不良を起こすと記憶していたんだけど、熱湯で捏ねるからいいのかしらん?? 追記)粉にする段階で焙煎するんだそうです。ですよね〜2019/07/22