笹塚日記 〈うたた寝篇〉

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  • サイズ B6判/ページ数 243p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784860110413
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takeapple

7
笹塚日記の面白さって、何より目黒さんの飾らない人柄が全面に溢れていることだと思う。曲がりなりにも『本の雑誌』の創刊メンバーで、出版社の社長で(のちに顧問)日本を代表する書評家である著者が、パジャマみたいな服にタオルを首にかけて笹塚界隈を歩き回って、読書と自炊と社員との愛のあるやりとりに明け暮れるお話がとってもいいのだ。本の雑誌って書評とブックガイドの雑誌だけれど、むははは日記や三茶日記など優れた日記文学を生み出している。本書もその一つだ。目黒さんが亡くなったことで新たな日記が読めないのが残念だ。2023/07/02

ばー

3
元「本の雑誌」発行人である著者の日記三作目。次でこのシリーズも終わり。読み終えてしまう惜しみがあり、読みたくなかったが、自分の読書の景気付けの為に読む。内容は今までと変わらず読書と身辺雑記。相変わらずその読書量には敬服させられる。それが仕事といえども、一度はこういう生活を送ってみたい。淡々とした日常が綴られているだけだが、何故にこうも面白いのか。自分の読書の怠け癖と比較し、読む度に襟元が正される。この日記シリーズは独特のテンポがあり、それにより編み出される雰囲気がたまらない。やみつきになってしまうのだ。2014/07/19

緋莢

1
本を読んでいると睡魔に襲われ、気がつけば12時間寝ていたり・・・そんな書評家の日記2009/10/07

うさ子

0
(2005年9月読了)

Taka Taniya

0
今月に入ってから大竹聡祭り開催中なのだが、本棚でふと本書を見かけた。もう10年前に買った本を再読。目黒さんの淡々とした日常が良い。独身時代、笹塚に住みたいと思ったなぁ。笹塚日記シリーズを読んでしまいそうだ。2015/02/14

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