内容説明
ベストセラーを売るように大量の思想書を積み、曲線と金属と山型の書棚には世界の尖端が。“ひと”と“文化”を武器に、1975年、書店界の風雲児誕生。個性派書店「池袋リブロ」の時代。
目次
西武ブックセンター
西武・セゾン文化
リブロの時代
バーゲンブックフェア
著者等紹介
田口久美子[タグチクミコ]
1973年キディランド八重洲店で書店員としてのキャリアをスタート。76年西武百貨店書籍販売部門(のちリブロ)入社、船橋、渋谷各店を経て池袋店店長。現在はジュンク堂池袋本店副店長
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
78
著者が リブロブックセンター(通称リブロ)で働いていた時の歴史の話。何故か馴染めなかったです(>_<)2014/10/30
izw
14
「書店不屈宣言」が面白かったので、田口さんの著書を読んでいます。インタビュー情報を交えての軽妙な語り口は「不屈宣言」同様読みやすく、軽く読めます。「風雲録」は、75年池袋西武内にオープンしたリブロの記録。最初池袋西武11階あった西部ブックセンターも、地下に移ってリブロブックセンターとなってからも何度か行ったことがあり、懐かしく思い出しながら読みました。その頃は本屋に行っても理工学書中心に見ることが多かったので、今泉棚もあまり意識したことが無かったのが残念です。2015/01/21
金乃丞
2
前半が難しくなかなか読むのに苦労した。それも自分に教養的な知識が足りないからだろうな。反省。後半はかなり面白かった。再販制度やバーゲンブックについてはかなり勉強になったし。海外の出版業界についてもちょっと興味がわいた。2009/06/05
mori009
1
再読。2013/09/07
しろ
1
そんなに昔の話ではないのに隔世の感がある。あの頃が全部よかったと言う気はないけど、今の出版界を思うとあの頃はよかったと思ってしまう。2010/04/04
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