内容説明
東京の雑踏からネパールの山々、中国、スイス、パリ。興味と足の向くまま、街に佇み、山をいく。季節を越えてただよう日々のスケッチエッセイ集。
目次
静かにはじまる一日(娘のいる食卓;ハンズ・オン礼讃;自分の家を建てるなら ほか)
パリ、バルセロナ、オールドハバナ(造形と食を楽しむパリ、バルセロナ;オールドハバナへようこそ)
遠く、プラットホームにて(アンパサおじさん;バルセロナの椅子;ホテル・ロスカボス ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
9
「自分の家を建てるなら」というエッセイに、ル・コルビュジェの小さな家という小冊子の案内と、中村好文の「住宅巡礼」が紹介されていました。コルビュジェは人気のある建築家、インテリア・デザイナーですが、私は まったく興味が無かったというか、惹かれるものを感じていませんでした。両親に贈ったという、レマン湖のほとりに建つ「小さな家」を見たら、その大きな窓からの景色に心を奪われました。終の棲家から、毎日湖と山をみていられるなんて、最高!そんな家が、大好きな奥日光にある イタリア大使館別荘です。
ハル
2
沢野ひとしの絵と文章がなんとなく好きだ。2012/10/05
石橋誠一
0
沢野ひとし、イコールちょっと変わってる、といったイメージでしたが、コレを読んで印象が変わりました。読みやすく、挿絵は当然ながら素晴らしく、沢野ひとしに、より興味が湧きました。2015/04/30
つちのこ
0
図書館本。沢野さんのイラストは言うまでもないが、文章もいい。(2003.6.19読了、メモ)2003/06/19