ベサニーと屋根裏の秘密

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ベサニーと屋根裏の秘密

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  • サイズ 46判/ページ数 280p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784863896161
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

出版社内容情報

エベニーザー・ツィーザーは五百十一歳の老人だが、若さと美しさを保ち、大邸宅で自由気ままに暮らしている。その秘密は、屋根裏に棲むビーストとの取引だった。ビーストに珍しい食べ物をあたえ、その見返りに現金や品物、そして、不老薬をもらっているのだ。あるときビーストから「今年は、人間の子どもを食べたい」と要求され、エベニーザーは孤児院で見つけた、薄汚れた女の子ベサニーを連れてきた。ベサニーは手に負えないトラブルメーカーだったから、生け贄にはうってつけだ。しかし、ビーストはガリガリの女の子を見て「太らせてから連れてこい」と言う。そこで、エベニーザーはあの手この手で、べサニーを太らせようとする。「ちゃんと食事をしたら、なんでも願いごとがかなう」と?をつくが、それを信じたベサニーが「お願い、死んだ父さんと母さんを生き返らせて」と言うのを聞いて、エベニーザーはこれまで感じたことのない、不思議な痛みを覚えた。せめて、ビーストに食われるまで、ベサニーに楽しい時間を過ごさせてやろう、と思うのだが……。わがままな老人といたずら好きの少女が織りなす、てんやわんやの大騒動と、奇妙な友情を描く、痛快コメディ・ファンタジー。

内容説明

511歳にして、大金持ちの美青年!?その裏には、トンデモない秘密が…。ワガママ男とワルガキ少女が巻き起こす、笑いと涙のファンタジー。

著者等紹介

メギット・フィリップス,ジャック[メギットフィリップス,ジャック] [Meggitt‐Phillips,Jack]
作家。ロンドン在住

橋本恵[ハシモトメグミ]
翻訳家。東京大学教養学部卒

フォラス,イザベル[フォラス,イザベル] [Follath,Isabelle]
イラストレーター。チューリッヒの自宅で夫と娘といっしょに過ごしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ゆのん

70
【児童書】めちゃくちゃ面白かった!!キラキラのハッピーなファンタジーも嫌いじゃないけど、不穏な空気感の漂うこの作品は正に私好みだ。とんでもない悪い子のベサニーとエベニーザが出会って罪悪感というものを知ったり、誰かに気にかけて貰う幸福感を知る、大人も子供も成長してゆく過程はホロリと涙してしまう。めでたし、めでたしとはいかないラスト。続きを早く読みたい!!2021/05/12

りらこ

24
いきなりの驚きの展開から始まり少しダークでハートウォーミングな世界から抜けられなかった。ベサニーは養護施設でも札付きのいたずらっ子。もはや思いつく悪さはおそらく全てやってしまうタイプ。相手が嫌がることが直感的にわかる、つまり良くも悪くも人の心が読めるのだ。五百年以上も生きているエベニーザは、ビーストと共生関係から離れられない。しかし屋根裏に住む魔物ビーストの無理難題によって、誰かが大切だという気持ちが生まれ、何を選択すべきなのかがわかっていく2人。ハッピーなファンタジーでもなくとても面白かった。2021/06/10

Roko

24
べサニーはとんでもない子のようでいて、実は人の気持ちが良く分かる子なんじゃないかなぁ。だからこそ、相手の心のスキを突くようなことを言ってくるんじゃないかな?どこかしらピッピと似たような愛に飢えた子なんだろうなと感じます。人の欲というのは限りがなくて、どこまでもエスカレートすることの怖さが、この物語の根底にあるように思います。そして、その欲に対して「NO」を言わない自分も、その欲に加担してしまっていることに気づかないことの怖さもあるなって思いました。#NetGalleyJP2021/05/12

mntmt

15
おもしろいです。ダークだし、ブラックだけど。続きがありそうな展開!2021/10/02

遠い日

11
コミカルでちょっぴりホラーなテイストが新鮮なファンタジー。悪ガキ少女ベサニーと不老不死を得たいエベニーザーと、屋根裏のビーストの掛け合いのテンポもよく、どきどきが止まらない。ベサニーの傍若無人な言動にはらはらし、エベニーザーの身勝手な欲求に呆れ、ビーストのおぞましさに辟易しつつも、展開の早さにわくわく。エベニーザーとベサニーがギクシャクしながらも、ほんの少しずつ近づいていくやりとりににんまり。と思って安心したら、おっとどっこい!このラストにはやられた!爽快!痛快!#NetGalleyJP2021/05/12

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