内容説明
日本禁煙科学会の創設に関わり、長年禁煙普及に尽くしてこられた著者が、喫煙者の禁煙を暖かく応援したエピソードに満ちた楽しい本。ミニレクチャー（医学解説）付き。
目次
三日だけ、だまされてやる
せんせー、どうしたらやせられる？
禁煙は気の迷い！？
椿
「華岡青洲」の妻って私のこと
深夜二時の応援メール
今が一番しあわせですのよ
部長が禁煙するならお手伝いしましょう
何よりも大事な髪のために
二人の奥さん〔ほか〕
著者等紹介
高橋裕子［タカハシユウコ］
京都大学病院禁煙外来内科医。日本禁煙科学会理事長。昭和２９年奈良県生まれ、医学博士、内科医師、禁煙支援医。京都大学医学部卒業、同大学院博士課程修了、医学博士。京都大学附属病院、天理よろづ相談所病院などを経て、平成６年、大和高田市立病院に日本で最初の「禁煙外来」を開設し、平成１０年からは全国の喫煙者を対象に「インターネット禁煙マラソン」を提供している。平成１２年より京都大学病院禁煙外来担当医、平成１４年より奈良女子大学教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
抹茶モナカ
11
禁煙外来をテーマにした医療系ショートショート。読み物として、十分、面白い。物語の後にミニレクチャーがあり、禁煙について学べる仕掛け。禁煙している身としては、ずっしり重たい話もあったけど、読んで良かった。禁煙指南本を読みあさりながら、禁煙している人は、是非読んで欲しい本。2015/03/22
Koji
1
こっちの方もモチベーションを上げていきます。2020/10/02
三浦正
1
60過ぎてから収入が減ったのに、酒もタバコも量が増えてしまった。 タバコは18、19から吸い始めて59で禁煙したまま(約1年半！)定年退職を迎えたのに、、その年の夏には完全復活、いつの間にか最近は2箱/日に、、これじゃいかん！と思い始めて、先週(8/11)から1箱/日に戻している。なかなか苦しいが、何とか今秋までに禁煙に「再チャレンジしたい」と思う今日このごろ！2018/08/19
あおこ
1
ちょっと禁煙してみようかな～って気分になれた。2014/09/05
geki
1
禁煙が実現できるということは新しい自分を発見できること。禁煙は自分だけの問題でなく、大事な人たちを守ること。喫煙で得られることもあるが、失うこともまた多い。やめるか、やめないか、非常に悩むところ。この本はほろっとさせるところも多く、禁煙に取り組む人達のドラマがふんだんに盛り込まれている。とてもよい本。2012/12/24
