内容説明
瞬時の計算&計量能力などの非言語問題(=算数)は「一般常識」として、就活の際、その能力が問われている。四則計算などの基本事項から、いちいち紙に書いて筆算しない、ひと目でサクッと計算&計量できる「算数のキモ」まで、本質を理解するように解説。みんながつまずく「算数」の項目をもう一度わかりやすく復習できる一冊。高校生~大学生の就活や転職活動にも役に立つ。
目次
序章 学習の心構え
第1章 計算
第2章 量および比と割合
第3章 地図と図形
第4章 場合の数と確率
第5章 表とグラフ
第6章 集合と論理
著者等紹介
芳沢光雄[ヨシザワミツオ]
桜美林大学教授。専門は数学・数学教育。理学博士。1953年、東京都に生まれる。東京理科大学大学院理学研究科・理学部教授を経て、現在に至る。日本の数学教育の牽引者として知られ、その重要性と充実を訴える活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
楽毅
4
生徒に算数・数学を指導する必要性が生じたため、復習のために読み始めた一冊。適性検査対策の内容ではあるが、算数のポイントをコンパクトに凝縮しつつ、エッセンスはしっかり込められている。著者は、数学教育の第一人者で、一般に向けて数多の著作があり、その内容は佐藤優氏の薦めもあるほど。とにかく、苦手教科の復習は、できる人の思考法を学ぶことが欠かせない。最終的には、多くの問題にトライする必要があるが、類書を繰り返し読み込むことで、文系頭を理系頭に切り替えるきっかけになってくれたと思う。やり直し以外にも、お薦めできる。2016/08/31
さなだ
4
図書館 就職試験で出るような非言語問題をやさしくやさしく解説したもの。2013/02/03
ろくしたん
3
「算数嫌い」というジャンルは今や確立されたものになっているが、この立場は時としてかなり残酷な目に遭う。1、テスト等で必要に迫られたとき。2、苦手をなくそうという訓練を強いられたとき。など。そもそも数字を受け付けなかったので私は子供時代、この特殊な教科がその他と同列に扱われていることに疑問を持っていた。大人になった今、落ち着いて取り組める課題になりつつある。2020/01/19
浦井
2
経済の本を読んでいたら、割合が苦手なことを思い出して、わかりやすそうな本書を手に取った。高校までの数学の一部を復習できたし、○進法、平均、原価・売値・定価、地図の縮尺など今までよくわからなかったことを理解できた。タイトル通り就職試験の非言語問題に対応した本なのだが、『算数』というほどやさしくはなく、中学数学レベルが苦手ではなかった人が復習するためには良い本だと思う。2015/02/09
ねこになりたい
1
SPIが全然解けないため、大学のキャリアセンターで借りて問題を解きながら読んだ。軽く算数の内容を押さえることができた。2019/02/17
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- 和書
- 消えていく日に 徳間文庫