内容説明
この詩集のなかには美しい鏡がいちまい置かれているように感じます。それは「魂」と名付けられることもある水の鏡。鏡の面は風に揺らめくこともまた、嵐の夜に遭遇したこともあったでしょう。それらを超えて、澄み渡る鏡の面は、詩人の澄み渡ることばに違いありません。あなたとわたしの境をこえ、春夏秋冬、四季の境をこえ、昼と夜の境をこえ、死と生の境までもこえ、訪れるものを包んでくれます。やわらかな木漏れ日のようにキラキラと…。
著者等紹介
青木春菜[アオキハルナ]
1955年新潟市生まれ。関西詩人協会会員。詩人会議会員。京都詩人会議会員。新潟詩人会議会員。「1/2」同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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