内容説明
十二月、クリスマスが間近い土曜日。「ううっ、寒い。」ショウが目をさますと、まどの外には、雪がケーキの上にこなざとうみたいに、つもっていました。「リョウ、雪やぞ!」ショウは、すぐにリョウをおこしました。ふたりは、朝ごはんもそこそこに、ランドセルをしょって、おもてへとびだしました。ショウとリョウは、ふたごです。ショウが兄さんで、リョウが弟。ふたりとも一年一組。受け持ちの先生は、たづこ先生です。ショウとリョウは、顔もそっくりなら、せの高さも、同じ。声も、まるで同じ…(「ショウとリョウふたりはふたご」)。他2編。
著者等紹介
山本なおこ[ヤマモトナオコ]
少女時代を富山平野の地で過ごす。日本児童文学者協会、関西詩人協会、各会員。文藝誌「伽羅」同人。元教員
三輪さゆり[ミワサユリ]
東京都杉並区阿佐ヶ谷に生まれる。幼い頃から、阿佐ヶ谷洋画研究所(現在の阿佐ヶ谷美術専門学校)で絵を学ぶ。女子美術大学日本画科を卒業後、院展・春の院展に出品。フランスに渡り、レンヌ市エコール・デ・ボザールに学ぶ。帰国後、阿佐ヶ谷美術研究所を引き継ぐ。2001年よりアートマスターズスクール、日本画科主任となる。現在、日本美術院・院友(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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