出版社内容情報
詩歴60年余、定評ある詩人の新たなる詩境晴れの日は陽光をあびるように
雨の日は雨滴をあびるように
佐藤さんは詩の香気をあびてきた。
言うことと言わぬこと
飾ることと飾らぬこと
隠すことと顕わにすること
自己のアリバイと行方知れずと。
これらの詩のひたすら平易な表現の
背後にはのっぴきならないものがある。
それは詩人・佐藤勝太における
新しい詩の胎動にほかならない。
(左子真由美)
プロローグ 生涯
? 自然の中の人間
自然の中の人間
小学校の朝
朝の始まり
朝のひととき
ある日の川辺
朝の散歩
朝の歌声
雑草の恩恵
朝顔の花
天上に咲く花
川の元気
山登り
登頂の悦び
富士登山の快感
山の魅力
山上の花
路傍の草花
? 寂しいか都会
寂しいか都会
夜の交番
歌う元気
無心の笑顔
子どもの世界
昨日と今日の友
友の旅立ち
旅立つ人へ
行方不明の人
黙示の友
男の涙
こころの空洞
地球の夜
新しい課題
? 命と対して
命と対して
日々のアンニュイ
散歩道の迷い
老いの危険
思い出の小学校
歳月人を待たず
老いの愚痴
老いの行先
父親の寝言
人生百年時代か
老人増の未来は
友人の遺言書
永遠の地
? 戦争の形見
戦争の形見
老いの残滓
隠居世代
忘れたい貧しい頃
原爆の街
わが略歴
平和と自由
桜の花
沖縄の変遷
地球の運命
? 掴めない夢
掴めない夢
正気か夢か
成長する少年
憧れはどこへ
父の夢
空の下で
夢の旅
夢は何処へ
生涯の夢
? わが半生の歩み
わが半生の歩み
遠い日の思い出
ふるさとの道
思春期の迷い
少年の出奔
転機を探して
失恋の男
新米のサラリーマン
勤めの朝
揺らぐ愛
オーラの女
遠いふるさと
死の前の瞬き
人の変心
父の末期
涙
亡き父母への手紙
エピローグ 春の戦ぎ
佐藤勝太[サトウカツタ]
著・文・その他
内容説明
詩歴60年余、定評ある詩人の新たなる詩境。
目次
1 自然の中の人間
2 寂しいか都会
3 命と対して
4 戦争の形見
5 掴めない夢
6 わが半生の歩み
著者等紹介
佐藤勝太[サトウカツタ]
1932年(昭和7年)岡山県矢掛町生まれ。佛教大学社会学部社会学科卒業。所属:日本文藝家協会・日本詩人クラブ・関西詩人協会・兵庫県現代詩協会・尼崎芸術文化協会など。「詩のフェスタひょうご知事賞」「兵庫県ともしびの賞」「半どんの会文化賞」「箕面市長賞」「日本詩人クラブ永年会員賞」など受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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