出版社内容情報
本書は、平成29年の改正民法の解説書として2017年に発刊した「竹下貴浩の攻略!平成29年改正民法 逐条解説」に、重要な経過措置に関する事項を追加し、また、平成30年の改正民法に関する解説を追加して、新たに刊行するものです。
★本書の特長★
・第1部に平成29年の改正(おもに総則、債権法に関する部分)を収載、第2部に」平成30年の改正(相続法に関する部分)を収載
・第1部冒頭の【改正点の概観】で、多岐にわたる総則・債権法の改正のポイントを表示
・改正後の条文を掲載し、丁寧な解説を付しています
※経過措置とは
改正法の施行日前に法律行為や意思表示がされた場合における法律関係にも改正法を適用するのは、当事者の意思に反する場合が多いので、原則として改正法は適用されません。
施行日後の法律関係に改正法が適用されるかどうか(いわゆる「経過措置」)については、改正附則に規定がありますので、これを併せて参照する必要があります。
本書では、改正附則に規定された経過措置のうち重要なものについて、個別の解説のところに、適宜挿入しました。
内容説明
令和2年4月1日施行分までの改正条文と丁寧な解説。施行日前の法律行為や意思表示についての「経過措置」を収載。
目次
第1部 平成29年改正法(平成29年法律第44号)(改正の概観;総則編に関する改正;債権総論に関する改正;契約総論に関する改正;売買契約に関する改正;賃貸借契約に関する改正;その他の契約及び不法行為に関する改正;物権編及び相続編に関する改正)
第2部 平成30年改正法(平成30年法律第72号)(改正の概観;令和元年7月1日施行に係る部分;令和2年4月1日施行に係る部分)
著者等紹介
竹下貴浩[タケシタタカヒロ]
1961年長崎県生まれ。83年一橋大学法学部卒業。87年に司法書士試験に合格。Wセミナーで『竹下合格システム』を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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