出版社内容情報
中国発の新型コロナウイルスが、世界中に蔓延し、我が国はもちろんのこと、特に欧米に深刻な被害をもたらしている。失われる人命、壊滅的な打撃を受ける各国の経済活動、前例のない規模の財政出動……。未知のウイルスとの、形を変えた第三次世界大戦ともいわれる今回の事態を通じて、世界はどう変化していくのか。保守の論客、西村幸祐氏とインテリジェンスに精通した元陸将、福山隆氏の対談によって、政治、経済、軍事的な側面から、「ポスト・ウイルス」世界を解き明かす。
内容説明
激変する世界のパワーバランス、世界はどうなる?日本はどうする?日本の覚醒を願う注目の論客とインテリジェンスを熟知した元陸将が緊急対論!
目次
はじめに―新しい“敵”が見せてくれた新しい“世界”
第1章 「武漢ウイルス」が炙り出した現実(中国の国連工作;WHOの台湾への締め付け ほか)
第2章 蔓延するウイルスの背後でうごめく各国の動向(武漢ウイルス発生当時の印象;武漢ウイルスは漏れたのか? ほか)
第3章 アフター・ウイルス、どうなる世界の新秩序(強制力のない「緊急事態宣言」;牽制し合う世界 ほか)
第4章 かくも重大な岐路、日本の進むべき道は(日本経済の見通しは;今後対処すべき安全保障上の法的問題点 ほか)
おわりに―日本の世界史的立場の表明を
著者等紹介
西村幸祐[ニシムラコウユウ]
批評家・関東学院大学講師。1952年、東京都生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科在学中より『三田文学』編集担当。音楽ディレクター、コピーライター等を経て1980年代後半からF1やサッカーを取材、執筆活動を開始。2002年日韓共催W杯を契機に歴史認識や拉致問題、安全保障やメディア論を展開。『表現者』編集委員を務め『撃論ムック』『ジャパニズム』を創刊し編集長を歴任。一般社団法人アジア自由民主連帯協議会副会長
福山〓[フクヤマタカシ]
陸上自衛隊元陸将。1947年、長崎県生まれ。防衛大学校卒業後、陸上自衛隊に入隊。1990年外務省に出向。大韓民国防衛駐在官として朝鮮半島のインテリジェンスに関わる。1993年、連隊長として地下鉄サリン事件の除染作戦を指揮。西部方面総監部幕僚長・陸将で2005年に退官。ハーバード大学アジアセンター上級研究員を経て、現在は執筆・講演活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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