出版社内容情報
天下御免の「直言居士」対談実現! 当年とって86歳の広岡達朗と84歳の田原総一朗が、忖度と損得と御託ばかりが幅を利かせる世の中に「真剣勝負」で物申す。球界・メディア界のご意見番二人による、プロ野球界、政治・経済、マスコミ、日本の未来 etc.への遺訓。
内容説明
当年とって86歳の広岡達朗と84歳の田原総一朗が、忖度と損得と御託ばかりが幅を利かせる世の中に物申す。天下御免の「直言居士」対談!
目次
第1章 戦争と少年、野球と小説(海軍兵学校に憧れた少年時代;玉音放送の前と後で一八〇度変わった価値観 ほか)
第2章 巨人軍入団から退団まで(新人王を獲得、しかしプレーが怖くなった二年目;中村天風先生の導き ほか)
第3章 単身アメリカ野球留学へ(答えが見つかるまで帰国しない決意で単身渡米;視察させないよう手を回していた巨人軍 ほか)
第4章 指導者としての責任とは(「管理野球」と呼ばれて;監督が走れば選手は育つ ほか)
第5章 野球の未来、日本の未来(忖度御免。真剣勝負で生きてきた;コミッショナー問題―巨人軍を支配するナベツネ ほか)
著者等紹介
広岡達朗[ヒロオカタツロウ]
野球評論家。1932年、広島県生まれ。早稲田大学教育学部卒。早大の名ショートとして活躍後、54年に巨人入団、1年目から正遊撃手を務め、新人王およびベストナインに輝いた。引退後は評論家活動を経て広島とヤクルトでコーチを務め、監督としてはヤクルトと西武で日本シリーズ優勝、セ・パ両リーグでの日本一を達成した“名将”。92年に野球殿堂入り
田原総一朗[タハラソウイチロウ]
ジャーナリスト。1934年、滋賀県生まれ。早稲田大学文学部卒業後、岩波映画製作所入社。東京12チャンネル(現テレビ東京)を経て、77年よりフリーに。『朝まで生テレビ!』『サンデープロジェクト』(テレビ朝日系)、『激論!クロスファイア』(BS朝日)の司会などで、テレビジャーナリズムの新しい地平を拓き、活字や放送、ネットなど幅広いメディアで活躍。98年、戦後の放送ジャーナリスト1人を選ぶ城戸又一賞を受賞。次世代リーダーを養成する早稲田大学「大隈塾」の塾頭を2017年3月まで務めた。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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