内容説明
本書はハイパーボリアの大魔道士エイボンが遺したといわれる魔道書『エイボンの書』の再現を試みたものである。C・A・スミス、リン・カーターが遺した『エイボンの書』の一部に、リチャード・ティアニー、ローレンス・J・コーンフォード、ジョン・R・フルツといった作家陣が新たな作品を提供し、クトゥルフ神話大系の研究者ロバート・M・プライス氏が編纂した、新しい切り口でのクトゥルフ神話アンソロジーだ。『エイボンの書』はハイパーボリアに生きた魔術師たちの記録、エイボンの逸話、永劫の過去から現代までのクトゥルフ神話的歴史、魔術・儀式的素材などを収録した禁断の書である。
目次
第1の書 古の魔術師たちの物語(二相の塔;スリシック・ハイの物語 ほか)
第2の書 ムー・トゥーランのエイボンの逸話(最も忌まわしきもの;ウトレッソル ほか)
第3の書 暗黒の知識のパピルス
第4の書 沈黙の詩篇(ツァトゥグァへの祈願文;アトラック=ナチャへの祈願文 ほか)
第5の書 エイボンの儀式(緑の崩壊;穴から吐き出されしもの ほか)
著者等紹介
プライス,ロバート・M.[プライス,ロバートM.][Price,Robert M.]
1954年生まれ、ラヴクラフトの作品に興味を持ち、『Lovecraft Studies』に送った論文「高等批評と『死霊秘法』」(国書刊行会『定本ラヴクラフト全集7‐1巻』に収録)がS・T・ヨシに認められる。その後クトゥルフ神話研究誌『Crypt of Cthulhu』の創刊に携わり20年以上その編集を続ける。自ら短編、評論、作品紹介などを執筆する一方、多くの短編集やアンソロジーの編集に携わっている。また教育機関で神学や聖典研究を教えている
坂本雅之[サカモトマサユキ]
東北大学卒。編集者、ライター。出版社勤務を経てフリーに
中山てい子[ナカヤマテイコ]
早稲田大学文学部卒。キューバ大使館などに勤務ののち渡英。5年間の英国生活ののち翻訳活動開始
立花圭一[タチバナケイイチ]
1973年生。帝京大学卒。図書館勤務のかたわら翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Smith, Ordinary. Person.
pgin