内容説明
“慾”という字は、心、欠、谷という三つの字からできている。“慾”から「心」が「欠」ければ、人生に「谷」が訪れる。常に念じ、目指すものがなければ、決して楽しい人生にはならない。だから人間には“慾”があって当然だ。
目次
第１章 木―木のごとく成長すべし（あらゆることに感性を行きわたらせる―下を向いて歩こう；磨け、磨け、心を磨け―強制連行で強制修行 ほか）
第２章 火―火のごとく活動すべし（前向きに、前向きに。湧きあがる力―大学は卒業したものの…；仕事上手は、なんにでもさっと反応―全国一位のサラリーマン時代 ほか）
第３章 土―土とともに生活すべし（地道にやるのがいちばんだ―なぜ私が農業をやるのか；批判は他人がする。行動は自分がする―農業を始めるまで ほか）
第４章 金―金のごとく輝かすべし（一つひとつをていねいに積み上げる―目標になる人とはどんな人；お金だけでは成功しない―私の周りの企業人 ほか）
第５章 水―水のごとく生活すべし（壁は必ず乗り越えられる―禅宗との出会い；徳あれば、人は動く―私が憧れたお坊さん ほか）
著者等紹介
佐藤法英［サトウホウエイ］
宗教法人真言宗総本山丹法山成就寺大僧正。１９４７年、神奈川県川崎市に生まれる。１９６９年、法政大学経営学部経営学科を卒業。サラリーマン生活を経て１９７９年、鍼灸指圧マッサージ師国家試験に合格、治療院を開院する。縁あって仏道に入り１９８４年、高野山金剛峯寺にて得度。２００１年、山形県天童市田麦野地区に護摩堂を落慶。２００６年、天童市農業委員会より専従農家の認定を受ける。２００７年、宗教法人を取得し本堂を落慶。仏事、農業、治療のかたわら人生相談および経営相談を受け、企業の顧問も務めるなど多忙な日々を送っている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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