出版社内容情報
御年87歳、国内外で高い評価を受ける女流現代書道家・嶋田彩綜と幸福学や脳科学研究の第一人者・前野隆司の対談で巡る、サイエンス&アートの次世代型教科書。
本書は、書を始めてみようかな、と思っている方にお勧めです。嶋田先生の書がたっぷり載っていますので、鑑賞する楽しみも豊かに味わえます。また、「自分はいかに生きるべきか」ないし「人類はいかに生きるべきか」の探究に興味のある方にも、本書をお勧めします。本文中でたびたび述べますように、合気道や空手や能など、ほかの「道」と通じるものも多々ありますので、ほかの「道」に興味のある方や、ほかの「道」の実践者の方にも読んでいただきたい本です。「道」とは何かについての脳神経科学や幸福学からの解説もお楽しみいただけます。さらに、「道」に興味はないけれどもウェルビーイング(幸せ、健康、心と体の良い状態)や生き方に興味がある、という方にとっても、本書からアナロジーとして読み取っていただけることはたくさんあると思います。(「はじめに」より)
第1章「一」の字に込められた哲学
第2章 天と地を結ぶ書を
第3章 書と身体性
第4章 書に見る「意識」と「無意識」
第5章「書」が書く人、見る人を幸せにする理由
第6章 書の上達のために必要なこと
第7章 作品解説
第8章 稽古編
最終章「書」に平和の祈りを込めて
発売:ワニブックス 発行:ワニ・プラス
内容説明
「書く禅=書」の奥深い世界。御年87歳、国内外で高い評価を受ける女流現代書道家・嶋田彩綜と、幸福学や脳科学研究の第一人者・前野隆司の対談で巡る、サイエンス&アートの次世代型教科書!
目次
第1章 「一」の字に込められた哲学
第2章 天と地を結ぶ書を
第3章 書と身体性
第4章 書に見る「意識」と「無意識」
第5章 「書」が書く人、見る人を幸せにする理由
第6章 書の上達のために必要なこと
第7章 作品解説
第8章 稽古編
最終章 「書」に平和の祈りを込めて
著者等紹介
嶋田彩綜[シマダサイソウ]
書道家。伯翠書道会主宰、毎日書道会審査会員、市川市美術会理事。1937年山形県生まれ。1969年田中海庵に師事。書教展文部大臣賞(1973年日本書道教育協会主催)など受賞多数
前野隆司[マエノタカシ]
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授、武蔵野大学ウェルビーイング学部学部長・教授、ウェルビーイング学会代表理事。1962年山口県生まれ。東京工業大学卒業、同大学修士課程修了。キヤノン入社後、カリフォルニア大学バークレー校客員研究員、ハーバード大学客員教授、慶應義塾大学理工学部教授などを経て現職。博士(工学)。研究領域は、ウェルビーイング、イノベーションなど(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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良さん
suketsugu