出版社内容情報
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
ピンチのときの「鬼メンタル」は日常の「地味トレ」でつくれる
過酷な訓練、災害派遣などの厳しい現場で、「落ちない」「折れない」心を育み、ケアするための
自衛官向けプログラムを紹介。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
【本書で紹介するエクササイズの一部】
◎遅発疲労防止の「1・3・6・12ルール」
◎自分も周囲も気づきにくい「疲労の三段階」
◎ストレスを回避するための呼吸法
◎うつの4段階を知っておく
◎自衛隊メンタル訓練S-Gim式「対人関係技法」
◎パーソナルスペースを知るためのエクササイズ
◎仲間の心強さを感じるためのエクササイズ
◎自己評価が上がる振り返りエクササイズ
◎仕事にこだわらない「今日の目標発表会」
◎ポジティブシンキングより「いいところ探し」
内容説明
実はカンタン!誰でもできます。ピンチのときの「鬼メンタル」は日常の「地味トレ」でつくる。過酷な任務に立ち向かうために考案されたサムライ・メントレ。
目次
第1章 自衛隊の現場で行われるメンタルケア(24~25歳で30人の部下を持つ幹部自衛官の「悩み」;メソッドをつくり「訓練」して、ストレス対処法を身につける ほか)
第2章 メンタルは「元気なとき」にしか鍛えられない(メンタルを筋肉のように「鍛える」ことは難しい;丸腰でストレスに立ち向かう必要はない!武器としての知識や技術を持とう ほか)
第3章 「落ちにくいメンタル」を身につけるための実践(心の避難訓練は元気なときに実施しよう;「感情」は雰囲気、体感、時間、イメージで動く ほか)
第4章 リーダーのメンタルを支える「人生観」「死生観」をどう養うか(不運や試練にさえも感謝することで人間は成長できる;優柔不断な自分を鍛え直したいと願って陸自普通科へ ほか)
第5章 個人、社会、組織が持つべき「自らの物語」(カウンセラーの仕事は、クライアントの「物語構築」をサポートすること;メンタルダウンした人を癒やすための「物語」の必要性 ほか)
著者等紹介
渡部悦和[ワタナベヨシカズ]
元陸上自衛隊東部方面総監。1955年愛媛県出身。78年東京大学卒業後、陸上自衛隊入隊。外務省安全保障課出向、ドイツ連邦軍指揮幕僚大学留学を経て第28普通科連隊長(函館)、防衛研究所副所長、陸上幕僚監部装備部長、第2師団長、陸上幕僚副長。2011年東部方面総監。2013年退官
下園壮太[シモゾノソウタ]
元陸上自衛隊衛生学校心理教官・メンタルレスキュー協会理事長。1959年鹿児島県出身。防衛大学校卒業後、陸上自衛隊に入隊。メンタルヘルス担当となり、自衛隊衛生隊員、レンジャー隊員にメンタルヘルス、カウンセリング、自殺予防、コンバットストレスコントロールなどを指導。イラク派遣にも同行。東日本大震災時は、派遣自衛官のメンタルヘルス施策全般への指示、現場指揮官等への指導にあたる。2015年退官後は自治体、企業などでの講演、執筆活動のほか、メンタルレスキュー協会インストラクターとして惨事後対処や自殺後アフターケアなどに関するトレーニングを提供(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ted
Noriko Washio (Hattori)
030314
スコットレック
-
- 和書
- 三笠宮崇仁親王