出版社内容情報
気がつき過ぎて疲れたり、「他人にどう見られているか」が気になって不安になったり、ぐるぐる同じことを考え続けてしまったりと、生きづらさを感じている繊細な人がいます。この本では「ナイーブさん」「繊細な人」と呼びますが、彼らはネガティブな考え方をするクセが身についています。過剰にストレスを感じやすいため、仕事上の影響は計りしれず、放置したままだと重篤な心身の病気を引き起こす危険性も。
その一方、美術、芸術、音楽などにとても感動する感受性の強さや、物事を深く考える力ももっているのです。
毎日を生きづらいと感じているなら、まずは考え方のクセを治してみませんか? ちょっとした気の持ちよう習慣を変えてみると、ネガティブな心の症状は飛躍的に改善します。さらに、自分の中の「繊細」な要素をうまく改善すれば、自己肯定感は高まり、仕事や人生の生産性も上がります。時代が大きく変わろうとしている現在、繊細な人たちの重要性は社会において高まる一方だと考えられるのです。
その先には、より豊かで温かな人生が待っているはずです。
内容説明
心の健康を維持し高めるために、自分の繊細さとのつきあい方はとても大切です。「良い考え方のクセ」を身につけ、折り合いをつけて生きていきましょう。
目次
第1章 繊細な人、人が怖い人、いつも不安な人(繊細さの秘密はセンサーの特性;大人の人見知りは社交不安症の入り口 ほか)
第2章 繊細な人を不安にさせる、思考の悪いクセ10(自分の思考パターンを知り繊細さとうまく付き合う;思考の悪いクセ ほか)
第3章 繊細さを活かした心の健康習慣(小さな幸せを見つける;「ぽじれん」で貯まったポイントを使う ほか)
第4章 繊細な人が生きやすくなる、認知行動の新習慣(逆に考える;別の考えを見つける ほか)
第5章 繊細さを活かすコミュニケーション習慣(傾聴で信頼関係を築く;アイメッセージのやわらかい表現を身に着ける ほか)
著者等紹介
清水栄司[シミズエイジ]
1965年山梨県生まれ。千葉大学大学院医学研究院認知行動生理学教授、医学部附属病院認知行動療法センター長、子どものこころの発達教育研究センター長。精神科医。1990年、千葉大学医学部卒業。千葉大学医学部附属病院精神神経科、プリンストン大学留学等を経て、現職。認知行動療法のスペシャリストとして、不安症(パニック症、全般不安症社交不安症)、強迫症とうつ病などの治療に、複数のセラピストとともにあたっている。統括する認知行動カウンセリングの件数は年間2,722回(2021年度)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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