出版社内容情報
根来 秀行[ネゴロ ヒデユキ]
著・文・その他
内容説明
老化はコントロールできる「病気」だ。アンチエイジング最前線の真実が丸ごとわかる!ハーバード大学などの最新研究をわかりやすく解説します。睡眠、食事、運動、呼吸。すぐに始められる対策をすべて紹介。遺伝子から健康・老化・寿命を考える。
目次
第1章 テロメアのはたらき(人のからだは60兆個の細胞からできている;染色体、DNA、遺伝子についておさらいする;ヒトゲノムの解析でわかったこと;テロメアは靴ひもの「キャップ」と同じ;末端複製問題とテロメア;テロメラーゼの発見)
第2章 テロメアと老化(そもそも「老化」とはなにか;細胞分裂の仕組みと種類;細胞を補充する「幹細胞」とは;肌から考える老化のメカニズム;細胞老化は「万病のもと」;テロメラーゼは抗老化の切り札となりうるか;テロメアを伸ばすとがんになる!?;テロメアは「健康寿命の指標」と考える)
第3章 テロメアと最新研究(人は800歳まで生きられる!?;長寿遺伝子「サーチュイン遺伝子」;老化細胞を除去する「GLS1阻害剤」)
第4章 なにがテロメアを短くしているのか(テロメアの長さは生活習慣で変えられる;テロメアを短くする3大原因(1) 炎症
テロメアを短くする3大原因(2) 糖化
テロメアを短くする3大原因(3) 酸化
細胞が生きる「内部環境」にも目を向けよう)
第5章 テロメアをムダ使いしないための生活習慣(内部環境を整えるにはまず細胞呼吸から;毛細血管は細胞呼吸の“ライフライン”;自律神経の乱れは内部環境乱れ;ホルモンバランスの乱れも細胞呼吸悪化の原因に;健康長寿の第一歩は「よい呼吸法」から;テロメア維持に必要なのは「7時間の良質な睡眠」;適度な運動はテロメアを長く保つ;ストレスの受け止め方で、テロメアの長さが変わる;テロメアを伸ばす最強の食事術)
著者等紹介
根来秀行[ネゴロヒデユキ]
東京都生まれ。医師、医学博士。東京大学大学院医学系研究科内科学専攻博士課程修了。ハーバード大学医学部客員教授(Harvard PKD Center Collaborator,Visiting Professor)、ソルボンヌ大学医学部客員教授、奈良県立医科大学医学部客員教授、信州大学特任教授、事業構想大学院大学理事・教授。専門は内科学、腎臓病学、抗加齢医学、睡眠医学など多岐にわたり、最先端の臨床、研究、医学教育の分野で国際的に活躍中。新型コロナに対する新しい治療メカニズムをつきとめ、2022年1月にその論文が英国医学誌に掲載され国内外にてトップニュースとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- 汽車旅の酒 中公文庫